うちの子は手がかかって育てにくい、手がかからない子がうらやましい、と考えたことはありませんか?
実は、手がかからない子ほど注意が必要なケースもあります。
今回は、手がかかる子とかからない子はどっちが理想的なのかを解説していきます。
状況によって、答えが違います。ご自身に当てはめて、参考にしていただければ幸いです。
大前提!子どもは手がかかるもの
そもそも、手がかからない子なんて一人もいません。必ずどこかのタイミングで、手がかかる時期があるものです。
代表的な時期としては、乳幼児期と思春期です。乳幼児期は一人では何もできないため、手がかかって当然でしょう。
思春期は、色々とやりたいことが出てくる時期です。親と意見が食い違ったり、反発することもあるでしょう。
思春期に限らず、子どもは手がかかって当然なのです。
手がかからなくなる2つのタイミング
とはいえ「手がかからなくなるタイミング」が2回あります。
1回目が、乳幼児期のイヤイヤ期を終えた時期です。小さいころからたくさん手をかけてあげると、子どもは少しずつ自立します。
一人でできることが増えて、以前と比べて手がかからなくなるでしょう。2回目が、思春期です。
ここでは、自分の意志が出てくるため、親と意見がぶつかることが増えてきます。失敗して迷惑をかけることもあるでしょう。
ただここも、上手にサポートしていけば、いずれ自立します。すると大人になっていくので、ほとんど手がかからなくなっていくでしょう。
手がかからない子の危険なケース
上記のような流れで、手がかからなくなった子は問題ありません。では、手がかからない危険なケースとは、何でしょうか?
たとえば、小さい頃から親の言うことを素直に聞いて、あまり手がかからなかった子です。
この場合、本当は親にいろいろやってほしいのに、我慢していることがあります。たとえば、
- 兄が荒れていて同じようになりたくないから、無理して優等生を演じている
- 親が構ってくれないため、言ってもムダだと察して我慢する
本日のまとめ
小さいころは手がかかり、いろいろ要求を聞いたり、上手にサポートしたりした結果、手がかからなくなった場合、子どもは自立しています。
しかし、小さいころから子どもは我慢して手がかからなかった場合、どこかで爆発する可能性があります。注意しましょう。
明日ですが、「極度な勉強嫌いの直し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!手がかかる子vsかからない子 どっちが理想?
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