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これはあくまでも割合の話なのですが、
私の経験上子どもが荒れる確率は、
（低い）父親だけが働き母親は専業主婦
（普通）父親も母親も仕事をしている
（高い）一人親で働いている
という感じです。

※あくまでも割合の話で、
一人親でも子どもが落ち着いていることは
普通にありますし、

母親は専業主婦でも、
子どもがあれている家庭もあります。

なぜこういった流れになるのかと言うと、
子供と接する時間の長さが短いほど、
子どもは愛情不足になり
荒れやすくなるからです。

で、こういった話をすると、
「じゃあ一人親なら再婚した方が良いでしょうか？」
「でも再婚家庭の子供も荒れやすいですよね？」
という相談を受けます。

これについての答えなのですが、
再婚するかどうかは子どもがあれることには
全く関係ありません。



どういうことか説明します。
上にも書きましたが、
子どもがあれる原因の一つに、
愛情不足があります。

これを防ぐために、
親はできるだけ子供と接する時間を
増やした方が良いです。

じゃあ闇雲に時間を増やせば
子どもは荒れなくなるのでしょうか？
というとそれは違います。

時間よりも大切なことは、
「子どもの要求を満たしてあげる」
ということなのです。

基本的に子どもと言うのは、
親とのかかわりを求めています。
だから親が一緒に過ごす時間を増やすと、
子供の要求を満たすことになります。

だから子どもは落ち着くのです。
もちろん変な接し方をしていたら、
子どもは親と一緒に過ごしたくないと
感じます。

であれば、
親は距離を置いてあげた方が、
子どもは落ち着きます。

※本質的な解決にはならないのですが。
再婚についても考え方は同じで、
「子どもの要求を満たしてあげられるかどうか」
がカギになってきます。

例えばあなたが
再婚したいと思っている相手が
あなたのお子さんに対しても、
たくさんの愛情を注いでくれるとします。

そしてあなたのお子さん自身が、
「あの人がお父さんだったらいいのに」
と思っているとします。

こういった状況であれば、
再婚すると子供の気持ちは、
更に満たされますよね？
だから子どもは落ち着くわけです。


一方、再婚したいと思ってる方のことを
子どもが良く思っていない状況もあります。
この状況の時に再婚をしてしまうと、
子どもは１００％荒れます。

自分の大切なお母さんを、
知らない男にとられたと感じて、
パニックになって必ず暴れます。

子どもの気持ちになって考えたら、
暴れて当然ですよね？
だからもしあなたに再婚したい相手がいて、

どうしようか迷っているのであれば、
子どもの気持ちを考えてみてください。

子供にとって再婚した方が良いとか
そういった考えではなく、
子ども自身が再婚を望んでいるのかどうか
これを考えるのです。

望んでいるのであれば、
再婚は上手くいきますし、
望んでいないのであれば、
絶対に失敗します。



参考までに、
子どもが大人になってから再婚すると、
高確率で上手くいくことが多いです。

これはなぜかというと、
子どもの心が既に大人になっているので、
自分の要求ではなく、

「お母さんが幸せならそれが一番だよ」
という気持ちに変わっているからです。

ただ中学生の段階では、
まだ心は子どもなので
そこまで考えられません。

だから子どもの気持ちを第一に考え
判断してあげると良いのかなと
私自身は思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

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