先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校生の息子はクラスに馴染めず、学校に行きたがりません。新クラスに知り合いもおらず、既に同じ部活でのグループが出来ていたためです。遠足も1人で過ごしたらしく、聞くだけで辛くなります。
クラスは勉強するところと割り切ると話していたのですが、好きな人と班分けする授業があり、そこで孤立してしまいその授業を受けたくないと話してくれました。
他のクラスには友達はいますし、部活も行っています。いい対処法はありますか。
子どもがクラスに馴染めないと、学校生活がつまらないんじゃないか、不登校になるのではないか、と不安になると思います。
こういった場合、小中学生と高校生では少しやり方が変わってきます。今回は、高校生の場合のサポート方法をお伝えします。
やるべきことはシンプルです。小中学生の場合も参考になると思うので、実践していただければと思います。
結論!親ができる事は2つのみ
高校生の場合、親ができることは2つです。愛情バロメータを上げることと、話を聞いてあげて心の疲れを取ることです。
学校でつらいことがあっても、家でくつろぐことができ、さらに愚痴や相談を聞いてもらえる環境であれば、学校のストレスを発散することができます。
そのため、日頃から良好な親子関係をつくり、子どもの話をしっかり聞いてあげることが大切です。
ダメもとで担任の先生に相談
また、担任の先生に相談するのもありでしょう。
ただし高校生の場合は、小中学生のときと比べて先生がトラブルに介入してくれる割合は少ないです。
とはいえ、助けてくれる先生もいます。まずは一度、相談してみましょう。
※小中学生の場合、先生がしっかり対応してくれます。解決できるまで、担任や学年主任などに相談しましょう。
休み時間と部活を楽しみに頑張る
たとえ先生が協力してくれなかったとしても、数ヶ月後にはクラス替えがあります。また今回の相談者のお子さんは、他のクラスや部活には友達がいます。
休み時間は他のクラスに遊びに行ったり、部活を楽しみに学校生活を送ることもできるでしょう。授業は勉強することと割り切ることも大切です。
クラスがつまらなかったり、友達関係のトラブルで行きづらかったりするのは、多かれ少なかれ多くの子が経験しています。
そこを乗り越えるためには、やはり愛情バロメータを上げて、学校を頑張るだけのエネルギーをためることが大切です。
本日のまとめ
子どもがクラスに馴染めていないと、親として不安になると思います。
高校生の場合、やるべきことは愛情バロメータを上げることと、話を聞き心の疲れを取ってあげることです。
これができればストレスが発散でき、他クラスの友達との交流や部活を楽しみに頑張ることができるでしょう。
明日ですが、「手がかかる子vsかからない子 どっちが理想?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!クラスに馴染めず悩むわが子に親ができること
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。