先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
学校に行く日は昼夜逆転、もしくはずっと寝ています。行くと言っても、当日には起きずに、逃げています。
特に責めずに接していますが、いつまでこの状況が続くか不安しかありません。どんな声をかけるのがいいのですか?
昼夜逆転が原因で学校に行けていないと、親として心配になりますよね。
そこで本日は、昼夜逆転になってしまう原因や、どう解決していくのかについて紹介します。
昼夜逆転の解決には、長い時間がかかります。早い段階から解決に向けて動くことで、子どもの生活リズムを直すことができるはずです。
今の子どもの心理状態とは?
最初に、この子の心理状態を解説します。現時点では「まだ、学校のことを考えられない」状態だと、言えるでしょう。
なぜなら、学校に行く日になると、朝起きられなくなっているからです。つまり、口では「学校に行く」と言っていても、本心ではそう思えていない可能性が高いです。
この状況では、まだ学校にについて声をかけないほうがいいでしょう。まずはしっかりと会話をして、愛情バロメータを上げていくことが大切です。
学校のことを考えられる状態になるまでは、子どもとの良好な関係づくりを意識しましょう。
昼夜逆転生活は許してもいいのか?
では、昼夜逆転の状態を許しておいてもいいのでしょうか?もちろん許していてはいけません。
いずれ、身体を壊してしまうからです。ただ現時点では、注意して治るものでもないと思います。
そこでまずは、生活リズムについて話し合いができるような関係性を作ることが重要です。
それまでの間は、軽く「早く寝なよ」と声をかける程度にしておきましょう。
子どもの状況別でかける言葉
ここまでに説明したように、まだ学校のことを考えられない間は、学校の話をしてはいけません。
では、どういった声をかければいいのでしょうか。最初は、「おはよう」「おやすみ」など、単なる挨拶でOKです。
少し話ができるようになってきたら、子どもが興味をもっている話をするといいでしょう。
「それって、今人気のYouTuberの人?」「TikTokっておもしろいよね」などです。子どもの状況に合った声をかけることが大切です。
本日のまとめ
子どもの昼夜逆転は、学校が嫌で起こっていることが多いです。嫌がっている時は、学校の話をしないようにしましょう。
生活リズムや不登校の改善は、時間がかかります。焦りすぎず、ゆっくりと向き合っていきましょう。
明日ですが、「子育てで後悔していること3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。