先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
大2男子、中1男子、小5男子。最近まで、母親が過干渉でした。今は指示を止めて見守りながら子育てしていますが、母親に対する不信感は強いままです。
道山先生流の子育てをしていますが、感情的になるとできない事がたくさんあります。子ども達に信頼されるようになる関わり方を知りたいです。
過干渉で接していると、いずれ子どもは反発するようになります。その状態から親子関係を再構築するには、どのような接し方を心がければいいのでしょうか。
本日は、子育てをやり直す上で注意すべきことをお伝えします。これを意識せずにやっていくと空回りします。努力が報われず、辛くなってしまうでしょう。
一方、親の愛情がうまく子どもに届けば、早い段階で親への不信感はなくなります。親子での会話も増え、笑顔あふれる家庭となるはずです。
子育ては何歳になってもやり直し可能
子育てというのは、何歳になってもやり直しができます。たとえ、大学生であってもです。
私はこの仕事を通して、子どもが思春期になってからやり直しをして、改善したケースを多数見てきました。
もちろん、時間がかかることはあります。しかし、子育てはいつからでもやり直すことはできますので、安心してください。
感情的にならない予防をしよう
今回の相談者さんの場合、「感情的になるとできないことがある」とありました。そこでまずは、ご自身が感情的になる場面を減らすようにしましょう。たとえば、
- 定期的にリフレッシュする(ストレスが限界に達すると感情的になってしまうから)
- イライラしたらその場を離れる(感情的になる前に気持ちを落ち着かせることができるから)
- イライラしやすい場面を作らない(勉強面で感情的になりやすいなら、家庭教師に丸投げする)
- イライラの原因を取り除く(仕事や夫婦関係などストレスの原因を解決させる)
ひたすら道山流子育て法を実践
上記のような感情のコントロールを行いつつ、あとはひたすら道山流の子育て法を実践してみてください。ここで、特に大切なポイントをお伝えします。
1つ目は「過保護で接すること」です。子どもの要求はできる限り聞くようにして、子どもが嫌がることを言うのは控えましょう。
2つ目は、「聞いてはいけない要求は聞かない」ことです。年齢的におかしな要求や迷傷法にひっかかることは、毅然とした態度で注意しなければいけません。
この2つを意識して行動するだけで、親子関係は良くなります。すると、勉強面や生活面の話もできるようになるでしょう。
本日のまとめ
感情的になって過干渉になってしまう場合、感情的にならないような予防策を日常的に行いましょう。
定期的にリフレッシュしたり、イライラしたらその場を離れたり、イライラの原因を取り除いたりすることが大切です。
その上で過保護で接することができれば、子どもが何歳であっても、良好な親子関係を築くことができるでしょう。
明日ですが、「高校受験に必要な勉強時間は?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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