中学受験で親ができるサポート3選

小学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

新小6男子。昨年、起立性調節障害になりました。しんどいながらも学校に行ける時は行き、塾の勉強もしていました。

しかし2月からは学校も行かず、勉強も嫌々、ゲームやYouTubeやTikTokで1日の大半を過ごしています。

本人は中学受験したいと言いますが、集中出来ない、とすぐやめてしまいます。今後、学校復帰、ゲーム時間の縮小、中学受験について、どのように対応したら良いのか悩んでいます。

小6は、中学受験まで後1年と、かなり差し迫った時期です。親としては焦ってしまう時期でもあるでしょう。

ここでは、中学受験に向けて親ができるサポート法を3つ紹介します。

紹介する方法を順番にやっていくことで、「中学受験での失敗」が起きないようにできるでしょう。

子どもの本心を確認しよう

親子

今回のご相談のように、子どもが「中学受験をしたい」と言っている場合、まずは本当に中学受験したいと思っているのかを確認しましょう。

親や塾の先生から言われたことで、本心ではなく仕方なく「受験したい」と言っていることもあるからです。

聞いた結果、本当に受験をしたいということなら、なぜしたいのかも聞きましょう。

重要なのは中学受験をすることではありません。「子どもが楽しく通えることが大切」という姿勢で、話を聞くようにしましょう。

勉強のことは忘れて楽しい家庭を作ろう

ゲーム

相談の結果、中学受験をすることになっても、今回のご相談のような状態では勉強するのは難しいでしょう。

体調が悪い状態だからです。そこで、まずは、体調を整えることを第一に考えましょう。

そのためには、勉強のことは忘れ、楽しい家庭環境を作ることが大事です。親も一緒にゲームをするくらいがちょうどいいでしょう。

塾も一度お休みした方がいいです。毎日元気に学校に行けるようになってから、塾を考えましょう。

きちんと学校に行けるようになったら?

登校する

きちんと学校に行けるようになったら、無理のない範囲で勉強を再開しましょう。

一気に無理をさせると、また体調が悪くなってしまうので、子どものペースに合わせることが大事です。

特にご相談者さんのように起立性調節障害がある場合、体調の良いときが、日や時間帯によって異なります。

体調の良い日や時間帯に勉強し、そうでない時は休むといったメリハリを付けるようにしましょう。

本日のまとめ

親子

体調が悪い中で、無理をして志望校に受かったとしても、入学後に付いていけなくなることが多いです。

あくまでも子どもの気持ちや体調に合わせて、受験ができるような中学を志望校として考えるのも重要でしょう。

なお、お子さんが中学受験をしようと考えている場合、こちらの書籍を読むのがおすすめです

>>中学受験で「合格する子」と「失敗する子」の習慣

勉強するために習い事(クラブ、部活なども)を辞めてはいけないという意味がわかると思います。

明日ですが、「合格率50%から逆転合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!中学受験で親ができるサポート3選

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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