親も人間である以上、どうしてもイライラしてしまうことはありますよね。
ただ、そのイライラを子どもにぶつけてしまうと、子どもに大きな悪影響がでます。
今回は、イライラをぶつけられた子どもがどうなってしまうのかを紹介しましょう。
知らずに続けていると、手遅れになることもあるので注意してください。
トゲトゲタイプ:子どももイライラする
そもそも、子どもの性格は主に2つの種類にわかれます。イライラを外にぶつけるトゲトゲタイプと、内にぶつける繊細タイプです。
トゲトゲタイプの子に、親が自分のイライラをぶつけると、子どももイライラします。
それでもさらにぶつけ続けると、いずれ親に暴言を吐いたり、キレて手を出したりするようになってしまうでしょう。
繊細タイプ:部屋に引きこもる
親にイライラをぶつけられた時、反発するのではなく、部屋に引きこもってしまうような反応をするのが「繊細タイプ」です。
このタイプの子どもは、親がイライラしている時には、親に気を遣います。できるだけ、怒らせないようにしないといけないからです。
常に気を遣って生活することになるので、だんだんと心が疲れてきます。いずれ、気力がなくなって、部屋に引きこもってしまうのです。
エネルギーもなくなって、朝起きるのが難しくなり、そのまま不登校になってしまうケースもあるでしょう。
つい、イライラしてしまうときの対処法
とはいえ、つい、イライラしてしまう方もいると思います。その場合、どうしたらいいでしょうか?
まずは、なぜイライラするのか、原因を突き止めましょう。原因がわかったら、次はその原因をなくすように努力をしないといけません。
よくあるイライラの原因としては「睡眠不足」「職場関係のトラブル」「夫婦関係の悪化」などがあります。
睡眠不足なら何かをする時間を削って、寝る時間を増やしましょう。職場関係や夫婦関係に原因があるなら、話し合いをしたり、距離を取ったりする必要があります。
子どもに悪影響が出てしまったらかわいそうなので、早めに原因を解決することが大切です。
本日のまとめ
子どもにイライラをぶつけていると、トゲトゲタイプの子は暴力的になる。繊細タイプの子は、引きこもりになることが多いです。
まずは自分のイライラの原因を探し、その解決に向けて行動しましょう。
明後日ですが、「高校生の勉強やる気UP法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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