先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
受験生ですが、なかなかやる気になってくれません。親と一緒に勉強をやることも嫌がります。どうしたらいいでしょうか?
子どもに勉強を頑張ってもらい、志望校合格を目指してもらいたいなら、親のサポートは重要です。ただ間違ったサポートをすると、合格率は下がります。
そこで今回は、子どもの勉強のやる気が出ず、親と一緒に勉強をするのを嫌がる場合に親ができるサポートについて紹介しましょう。
しっかりサポートすれば、お子さんのやる気は上がるため、志望校にも合格できるはずです。
受験が上手くいく親3つの条件
子どもが受験に成功するために親ができることは、主に3つあります。
1つ目は「親子関係が良好」であることです。親子関係が悪い状態では、子どもは何を言っても話を聞いてくれません。
2つ目は「できる事はすべてやる」ことです。親としてサポートできることはすべてに力を尽くし、あとは子どもがやる気になるのを待ちましょう。
3つ目は「最後は子どもに決めさせる」ことです。志望校などを親が決めると、子どもは勉強しません。本人に決めさせることが大切です。
親子関係を良くするために親がすること
第1の条件である「親子関係を良くする」ために、親ができることはたくさんあります。
たとえば、子どもの好きな料理を作ったり、子どもの話をしっかり聞いたり、子どもと一緒にゲームをしたりするのは効果的です。
「そんなことまで、しないといけないの?」と思われるかもしれませんが、実際、親子関係が良好な方は、あれもこれもやっています。
無理のない範囲でいいので、お子さんが喜ぶことをやってみましょう。
高校受験のためにできること
具体的に高校受験に向けて親ができるサポートも、いろいろあります。
「わからない問題を教える」「効率のいい勉強法を伝える」「一緒に進路を考える」「勉強環境を整える」という4つは、特に効果的です。
ただ、最初の2つは、親自身でできない場合もあるでしょう。その場合は、家庭教師などの専門家に頼ってもかまいません。
相談者さんの場合、おそらくこれらのどれかができていない気がします。全てやっても勉強しないなら、子どもの気持ちが変わるのを待つのみです。
本日のまとめ
子どもが受験に合格するためには、親のサポートが欠かせません。
まずは親子関係を改善し、そのうえで受験のためにやるべきことをできる限り進めていきましょう。
明日ですが、「親から言われて嬉しい言葉TOP5」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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