お子さんの成績、できることなら伸ばしたいですよね。ただし、やみくもに勉強をさせるだけでは、なかなか上がりません。
というのも頭がいい子には、3つの共通点があります。ここを意識して子育てをすると、成績は上がりやすくなるでしょう。
今回はこの共通点をお伝えするので、お子さんができているかチェックしてみてください。少し意識するだけで、受験の合格率が上がるはずです。
1.睡眠をきちんととっている
小学生の全国学力調査によると、8時間以上9時間未満の睡眠をとる子は、8時間未満の子と比べると正答率が高いです。
きちんと睡眠時間を確保することで、生活リズムが整い、勉強の効率を上げることができるからです。そこでまずは、しっかりと睡眠がとれているかチェックしましょう。
もちろん、長ければ長いだけいいというわけではありません。睡眠時間が長すぎると、睡眠の質が悪い可能性があります。
中学生以上は、7~8時間ぐらいが睡眠時間の目安です。寝付けない原因やストレスがある場合、それを改善させましょう。
2.定期的に運動をしている
「持久力系のトレーニングを定期的に3ヶ月続けたら、単語を暗記する能力がかなり上がる」という研究結果があります。
実際に私の教え子でも、学年トップの成績だった子は、運動系のクラブ活動をしている子が多かったです。
また「勉強したいから」という理由で部活動をやめても、成績が上がった子はほぼいませんでした。
つまり、部活動(特に運動系)を頑張る子は、成績が上がりやすいといえるでしょう。
もちろん、子どもが嫌がるのに無理に運動させるのは良くないです。「学校まで歩いて通う」など、無理なくできることを続けさせましょう。
3.親子関係が良好
過去に私のメルマガ読者さん1,925名にアンケートをとったところ、
- 親子関係が非常に良好な子の約4割がオール4以上
- 親子関係が非常に悪い子のオール4以上は約1割
親子関係を良くするためには、「子どもの要求をできる限り聞く」ということを意識してみてください。
一緒にゲームしたい、話を聞いてほしいなどの子どもの要求に応えることで、親子関係は良好になっていきます。
本日のまとめ
頭がいい子は、睡眠をきちんととっている、定期的に運動をしている、親子関係が良好であるという共通点があります。
この習慣や環境をつくることで、成績は上がりやすくなるでしょう。できていないところは、今日から実践してみてくださいね。
明日ですが、「親を脅す子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。