ゲームで失敗すると暴れる子の直し方

暴れる子供

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高1になり、たまに休むものの、学校には行っています。しかし、ゲームで失敗すると、壁を蹴り、携帯を叩きつけます。

うるさくてお隣さんが警察に通報しました。一旦おさまりましたが、中3の終わりからまた始まりました。

注意をすると余計機嫌が悪くなるので、機嫌がいい時に注意をするようにしてますが、改善されず。この二年間、愛情バロメータを上げることに努力してきました。

専門機関にも相談しました。もう限界で家を出たいですが下の子がいるのでできません。

警察に通報されるレベルに子どもが家で暴れていたら、親としてどうにか改善したいですよね。

この状態が続くと、子どもも親もストレスが限界に達し、取返しのつかない事件に発展してしまう可能性も出てくるでしょう。

でも、大丈夫です。今回お伝えする方法を行えば、短期間で子どもの状態や親子関係を改善することができます。

子どもの自己肯定感も上がり、反抗的な態度もなくなるはずです。

まずは愛情バロメータをチェック

愛情

相談者さんの場合、「二年間愛情バロメータを上げてきた」とあります。

ただ、まずは本当に愛情バロメータが上がっているかをチェックしましょう。
  • 子どもと他愛のない話ができるか
  • 簡単な頼みを聞いてくれるか
これらの2つを確認してみてください。どちらもノーなら、愛情バロメータが上がりきっていない可能性があります。

愛情と思ってやってきた行動を、子どもが愛情と捉えていないこともあるため、一度専門家に個別で相談をされるのがおすすめです。

次に発達障害をチェック

医者

次に、発達障害をチェックすることも重要です。警察に通報されるほど壁を蹴るような行動が見られる場合、発達障害(ADHD)の可能性があります。

疑いがある場合は、内科や精神科などで検査を受けるといいでしょう。診断がつくことが嫌な場合は、公認心理師に相談するのも一つの方法です。

医師ではないため診断をつけることはできませんが、検査から特性を把握することができます。

私がよく一緒に勉強会をする小井出博文先生に連絡すると、オンラインでもいくつか検査をしてくれるはずです。

子どもが家で暴れるときは?

深呼吸

愛情バロメータが高く、発達障害もないのに子どもが家で暴れる場合は、イライラしたときの対処が自分でできない状態かもしれません。

この場合、親が対処法を教えることが重要です。たとえば、イライラしたときは深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いてみたりさせるのがいいでしょう。

他にもいろいろとやり方があるので、小まめにイライラの解消法を親子で話し合うことが大切です。一度失敗しても責めず、練習を重ねていきましょう。

また、親に手を出すときは警察を呼ぶこともあらかじめ伝えておき、状況によっては通報して止めることも大切です。

本日のまとめ

親子

子どもが家で暴れる場合、愛情バロメータが上がっているかを確認しましょう。

子どもと他愛のない話ができるか、簡単な頼みを聞いてくれるかを見ることが大切です。

その上で、発達障害の有無をチェックしたり、イライラしたときの対処法を親子で話し合うことも重要です。

明日ですが、「毎日の遅刻欠席がゼロになった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!ゲームで失敗すると暴れる子の直し方

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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