先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘は、友達から避けられたり、急に一緒に登校しないと言われたりしながらも、頑張って登校していました。
しかし中2になってから、特定の男子たちにバイキン扱いをされます。5月に先生に相談し、男子達と面談をしてもらいましたが、余計にひどくなっているようです。
娘は、「先生に言っても何も変わらないから相談したくない」「学校も行きたくない」と言います。
ただ、学校を休むとせっかく頑張ってきた部活もできなくなってしまいます。(学校の規則)本人にどうしたいか聞いてもわからないと言うし、どう対応したら良いか悩んでいます。
子どもが友達からひどいことを言われたり、特定の生徒から辛い思いをさせられたりしているのは、親としては許せないですよね。
酷い場合そこから不登校につながることもあるので、注意が必要です。そこで今回は、子どもがいじめにあった場合の正しい対応法をお伝えしましょう。
今回お伝えする方法を行っていただければ、いじめはすぐに解決します。子どもがトラウマを抱えたり、不登校になったりするのを防ぐことができるはずです。
なぜいじめがなくならなかったのか?
なぜ、担任に話をしてもらったにも関わらず、いじめがなくならなかったのでしょうか。これには、原因が2つ考えられます。
1つ目は、「担任が生徒から舐められているから」です。加害者の子が「次同じことをしたらかなりマズイ」と感じなければ、効果はありません。
2つ目は、「保護者と話し合いをしていないから」です。ほとんどの子は、「親を悲しませたくない」「親に怒られるのが怖い」と思っています。
そのため、仮に先生が生徒から舐められていても、保護者と話し合って「二度とやらない」と約束してもらえば、解決できることが多いです。
結論!学年主任か教頭に相談をしよう
では、どうすればいいのか。相談を読むと、すでにお子さんは「先生に言っても何も変わらないから相談したくない」と言っています。
つまり、担任の先生を信頼していません。この状況で、再度担任に相談するのは難しいのです。そこで、学年主任と教頭に直接相談をしましょう。
そこで、「加害者の子と、加害者の保護者と話し合いをする場を作ってもらう」ことが、解決への最初のステップです。
いじめの基本的な対応法
話し合いの場には、先生も出席してもらいましょう。その場で、「二度とやらない」と約束してもらうことが大切です。
できれば先生から「同じことが起こったら、高校入試のときに推薦が出せなくなる」と伝えてもらうと、さらに効果的でしょう。
通常ここまですれば、加害者の子が同じことを繰り返すことはほとんどありません。
ただそれでも改善しない場合は、教育委員会に相談をするか、被害届を警察に出すか、転校するかを検討する感じになります。
いじめは絶対に許してはいけないことです。そのため、このような対応をしていきましょう。
本日のまとめ
いじめをする側は、いじめの事実が親に伝わることを恐れています。
そのため、保護者へ事実を知らせ、親と一緒に謝罪をさせて二度としないことを約束してもらうことが大切です。
担任に相談しても解決しない場合は、学年主任や教頭など上の立場の先生に相談しましょう。
明日ですが、「点数も順位も大幅UPした親子がやったコト」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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