お子さんが高校を退学してしまうと、親としては先が見えず不安になりますよね。でも、大丈夫です。
適切なサポートをすれば前向きに進路を考え、次のステップに進むことができます。そこで今回は「高校退学の悲劇を乗り越えた事例と具体的な手順」をお伝えしましょう。
同じようにサポートすれば、子どもが何かにつまづいても再び前向きに進めるようになります。
親としても不安が減り、自信を持って将来への一歩を踏み出せるようになるはずです。
佐藤さんの事例
佐藤さんのお子さんは、高校3年生のゴールデンウィーク明けから不登校になり、そのまま退学してしまいました。
親としては「せめて卒業してほしい」という思いが叶わず、子どもにイライラをぶつけてしまい、親子関係も悪化していたそうです。
そんな中、私が行っている思春期の子育てをサポートするオンラインプログラムに参加されました。
毎日配信する子育て法の音声も、きちんと聞いてくださいました。
お伝えしたことを実践した結果、お子さんは通信制高校に転校。無事に卒業することができ、今は大学進学の計画を立てているそうです。
また、親子関係も良好になり、お子さんから前向きな発言も増えてきました。では、佐藤さんはどのようにして状況を改善したのでしょうか。
佐藤さんが実践した3つのこと
佐藤さんが実践したことは、主に3つあります。1つ目は「毎日音声を聞いて自分の子育てを見直した」ことです。
具体的には、子どもに退学による不安をぶつけるのをやめました。代わりになぜそうなったのかを一緒に考えたのです。
2つ目は「子どもの生活態度に小言を言うのをやめた」ことです。退学後、ゲームをしている子どもにいろいろ言いたくなっても我慢されました。
3つ目は「子どもの好きなことを勉強して雑談を増やした」ことです。子どもの好きなことや興味があることを、一緒に共有しました。
これらのことを実践した結果、親子関係が改善。通信高校への転校と卒業、さらに大学進学まで考えられるようになったのです。
なぜ親子関係が良くなったのか
では、なぜこれらの行動で親子関係が改善したのでしょうか。まず、子育ての価値観を変えたことが大きいでしょう。
もし最初の価値観のまま、退学したことに怒り続けていたら、子どもはますます気力が低下します。引きこもりになっていたかもしれません。
しかし、早い段階で価値観を変えたことで、そこまで悪化する前に改善できました。次に、愛情バロメータを上げたことです。
小言をやめ、親子で楽しい会話ができるようになったことで、子どもの気力が回復。自分の人生を前向きに考えるようになりました。
最後に、学校を変えたことです。佐藤さんの場合、通信制高校に変えたことで、お子さんは気持ちよく再スタートを切ることができました。
今、子どもの状況に不安がある場合、まずは子育てを見直し、愛情バロメータUPを意識しましょう。必ず状況は改善し、次のステップに進むことができるはずです。
本日のまとめ
高校退学をしても、適切なサポートがあれば子どもは新たな人生を歩めるようになります。
親が子育ての価値観を変え、愛情バロメータを上げること。そして適切な進路選択をサポートすることで、子どもは自分の道を見つけることができるのです。
不登校や引きこもりの子どもへの対応方法は思春期の子育て無料講座でも詳しく説明しています。こちらもご覧頂けると幸いです。
>>思春期の子育て無料講座
明日ですが、「高得点がとれる定期テスト勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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