子育てに悩んだとき、本の中に解決策を求めることもあるのではないでしょうか。
私自身も年間約40~50冊ほど書籍を読んでおり、その中には子育てに関する本も数多くあります。そこで今回は「2025年度版!子育ておすすめ本TOP3」をご紹介しましょう。
私が厳選した最新のおすすめ本と、どんな人に向いているかがわかります。忙しい親でも、効率よく子育ての知識を得ることができるはずです。
目次
おすすめ本1:『科学的根拠で子育て』中室牧子 (著)
この本は、日本や海外の子育てに関する論文データがわかりやすくまとめられています。
少し紹介すると、親が子どもと向き合う時間って、何で決まると思いますか?
実は「中卒より高卒、高卒より大卒というように、親の学歴が高くなるほど子どもと向き合う時間が長い」という研究結果があります。
専業主婦か働いているかといった環境要因はあまり関係なく、忙しい方でも学歴が高い親ほど子どもに十分な時間を確保しているそうです。
このような、子育てに関する科学的データや実験結果が好きな方に向いているでしょう。
>>『科学的根拠で子育て』中室牧子 (著)
おすすめ本2:『医師が教える 子どもの食事』伊藤明子 (著)
子どもの食事を作る際に気をつけるべきポイントが、わかりやすくまとめられています。
たとえば、食材を選ぶときに無農薬は選ぶべきでしょうか?なかなか意見がわかれるテーマですよね。
様々な視点から考えないといけない話ですが、こちらの著書の中には「農薬使用地域の近くで生まれた子どもの方が、そうでない地域で生まれた子どもよりも自閉症の発症率が高い」というデータが載っています。
こういった話に限らず、子どもにどういった栄養を与えるといいかなども学べます。
子どもの食事について科学的な視点から学びたい方、栄養バランスや食材選びに悩んでいる方におすすめです
>>『医師が教える 子どもの食事』伊藤明子 (著)
おすすめ本3:『犯罪心理学者が教える子供を呪う言葉 救う言葉』出口保行 (著)
以前も紹介しましたが、テレビでも活躍されている犯罪心理学者の出口先生が書かれた本です。最近は漫画版も出版されており、読書が苦手でも読みやすくなっています。
この本では、どのような子育てをすると将来子どもが非行少年になるリスクが高まるのかを、実例を元に解説しています。
たとえば、非行少年の保護者が最も後悔していることは「子どもに口うるさく接していたこと」だそうです。つまり、過干渉が非行のリスクを高めることがわかります。
出口先生が多くの非行少年やその保護者と向き合ってきた経験から得た知見がわかるため、子どもの問題行動や反抗期に悩んでいる方におすすめです。
>>『犯罪心理学者が教える子供を呪う言葉 救う言葉』出口保行 (著)
おまけ:『うちの子最近思春期みたいなんです 親子でイライラせずに乗り切る方法を教えてください』道山ケイ (著)
手前味噌で恐縮ですが、私が以前出版した思春期に特化した子育て本もおすすめです。
普段、家事や仕事も忙しいお父さんやお母さん向けに、「最優先すべき3つの子育て」といった、子育ての優先順位を解説しています。
また、10年間で3万組以上の親子をサポートしてきた経験から、特に参考になる事例を約10例紹介しました。
いつもはメルマガやLINEを読んでくださっている方には、より深く思春期の子育て法を学んでいただけると思います。
>>『うちの子最近思春期みたいなんです 親子でイライラせずに乗り切る方法を教えてください』道山ケイ (著)
本日のまとめ
子育ては、一つのやり方が全ての家庭に合うわけではありません。これらの本を参考にしながら、ご自身の家庭に合った方法を見つけていただければと思います。
次に本を買う機会があれば、ぜひ今日ご紹介した本も候補の一つにしていただけますと幸いです。
明日ですが、「不登校児へのサポートと日中のベストな過ごし方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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