高校受験本番まで残りわずかとなってきました。そこで本日は高校受験前日と当日の過ごし方(勉強法や食事、準備など)についてまとめます。
この2日間の過ごし方次第で合格率は大きく変わってきますので、今年受験を迎える中学3年生は必ずチェックしてくださいね。
目次
前日にやってほしい受験勉強とは?
高校受験の前日というのは、中学3年生にとって最も緊張する時間だと思います。
いざ机に座っても、あまりの緊張から頭に入ってこないという子も少なくないと思います。
では高校入試前日にすべき勉強とはどういったものでしょうか?私がお勧めするのは次の2つです。
苦手分野を見直す
今まで受験勉強をしてきた結果、ここが苦手だ!というところがあると思います。この部分だけをもう一度復習しましょう。
例えば社会の歴史の安土桃山時代が苦手なら、そこだけをもう一度読み直すという感じです。英単語なら忘れやすい単語を再度復習するという感じです。
受験前日はあまり時間がありません。最初からすべて復習するのは絶対に無理です。だからこそ特に苦手な部分だけを、集中的に勉強するようにしましょう。
国語、数学、英語の過去問を解く
もう一つお勧めなのは、国語と数学と英語の過去問を、もう一度解くことです。
この3教科というのは、特に時間配分が難しいです。前日にもう一度時間を決めて解くことで、入試当日の時間配分が身に付きます。
ただ、もしここで悪い点数を取ってしまい、落ち込むくらいなら解かないほうが良いです。悪い点になったとしても落ち込まない子に、おすすめの勉強法です。
なお過去問の解き方については、こちらの記事が参考になるかと思います。
>>高校受験の過去問の解き方
3時間くらいの勉強時間で十分
受験前日だからと気合を入れて、夜遅くまで勉強することは絶対にやめて下さい。今からできることは限られています。そこだけに集中すればよいです。
前日に遅くまで勉強をして、寝不足になってしまうのが一番ダメです。最大でも3時間くらいの勉強にして、できるだけ早く寝るようにししてください。
寝るぎりぎりまでスマホやゲームをすると、睡眠の質が下がるのでこれもやめましょう。
保護者の方必見!夕食の食事で意識すべきこと
もしこの記事を読んでいるのが、お父さんお母さんだとしたら、食事の部分で少し気を遣ってあげると良いです。
明日は高校受験本番だから気合を入れて、とんかつを作るのはやめてください。胃もたれをして力が発揮できなくなります。
入試前日の食事で一番良いのは和食です。魚や煮物など消化のいいものを作りましょう。
あと食べる時間は19時までにしてください。あまり遅くなると寝ている間も胃の中に食べ物が残ってしまい寝つきが悪くなります。
19時までに食事を済ませ、22時までに布団に入るのが大事です。
睡眠や持ち物の準備など前日の過ごし方で注意すること
高校受験前日は緊張して、なかなか寝られないという子も多いと思います。
こんなときついやってしまいがちなのが、布団の中でスマホやゲームをすることです。これをするとますます頭が覚醒して、寝られなくなります。
仮にドキドキして寝られなくても、布団の中に入って目をつぶっているようにしましょう。寝る前にやるべきことが3つあるので、それをシェアしたいと思います。
寝る前にもう一度持ち物の確認をしよう
布団に入る前にもう一度、明日必要な持ち物を確認しましょう。
- 受験票
- 筆記用具
- 上靴(スリッパ)
- 学生証
- 時計
- 眼鏡
スマホは機内モードにしよう
寝ている間のスマホは機内モードにするようにしてください。なぜなら携帯の電波というのは、睡眠の質を大きく下げるからです。
機内モードであれば、目覚ましはきちんとなるので大丈夫です。また目覚ましは遅くとも5時半にセットしましょう。
高校入試は多くの場合、8時半から9時半くらいから始まります。人間というのは起きてから3時間経たないと、頭がさえません。
8時半からスタートする場合、5時半には必ず起きるようにしてください。なおさらに睡眠の質を高めたいという場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>睡眠の質を高める方法
寝られなくても布団に入っているだけでOK
仮に寝られなかったとしても、人間は布団の中で目をつぶっているだけで、1日の疲れが取れます。だから寝られなくても焦る必要はありません。
私の友達に朝まで一睡もできずに、高校入試本番を迎えた子がいますが、テスト中は眠くならなかったそうです。
人間は極限の状態になると、頭がさえるので大丈夫です。
高校入試当日の朝に行う勉強法と心得
なぜなら高校入試というのは、定期テストと違って当日に詰め込んで、点数が上がるものではないからです。会場についてから、15分くらい頭をほぐすという意味で、
- 英単語を復習
- 数学の問題を解く
- 社会のゴロを覚えなおす
必ず朝食は食べるようにしよう
高校受験当日の朝の心得の中で、最も大事なことは「朝食」という概念です。朝食を食べないと人間の頭は働きません。
毎日食べない子が、高校入試当日だけ朝食を食べるというのはさすがに恐ろしいですが、
毎日きちんと食べている子なら、当日の朝もきちんと食事をとるようにしましょう。朝食も前日の夕食と同じで、できる限り消化の良いものが良いです。
親向け!お弁当に入れるべきものとは?
お父さんお母さんからすると、お弁当は何を入れたらよいのか、迷われると思います。
実はお弁当は非常に大事で、変なものを入れてしまうと午後から眠くなり、受験に集中できなくなります。次の2つの点を必ず意識してください。
冷凍食品やコンビニ弁当は絶対にダメ
冷凍食品やコンビニ弁当は、絶対にやめてください。これらの中には食品添加物が入っています。
食品添加物すべてが悪いとは言いませんが、ほとんどが体に良くないものです。その結果体は悪いものを外部に出そうとして、ものすごいエネルギーを使います。
消化に負荷がかかると、人間は眠くなってしまうので、午後からのテストで眠くなるわけです。
消化の悪いものは避けたほうが良い
同じ理由で、消化の悪いものもできるだけ避けたほうが良いです。例えば、
- 揚げ物
- クリーム
- 豚の脂身
もしインフルエンザになったらどうするか?
高校受験が行われるのは、12月から3月の間です。この時期はインフルエンザが、大流行する時期です。
必ず30人に1人くらいは、インフルエンザにかかってしまうと思います。もし高校入試当日の朝に、高熱が出てしまったらどうすべきか?
まずは中学校に連絡をする
最初にやるべきことは、あなたが普段通っている中学校に連絡をすることです。
必ず先生が待機しているので、そこでどういう行動を取ったら良いのか、指示をもらってください。
勝手に高校に連絡をしたり、無断で欠席をするのはやめてください。
必要ならば高校に連絡をする
もし中学校の先生から、「高校の先生に連絡をしてください」という指示をもらったら、志望校に連絡をしましょう。
インフルエンザで高熱の状態で、無理に受験をしても絶対に不合格になります。これは絶対によくないです。
きちんと手続きをすれば、再テストを受けることができることもあるので、必ず中学校の先生の指示をもらってください。
インフルエンザにかからないようにマスクをしよう
インフルエンザにかかってしまうと、せっかく今まで勉強してきたのに、実力を発揮できずに受験が終わります。これは非常に悔しいです。
できる限りかからないようにするために、毎日手洗い、うがいをしましょう。また日ごろからマスクをつけたり、睡眠不足にならないように注意しましょう。
後で後悔してからでは遅いので、できる対策は早め早めにするようにしてください。なお現在風邪気味の場合、次のページの方法を参考にして、最短で風邪を治すと良いです。
>>最短で風邪を治す方法
早めから受験対策を始めていきましょう!
ここまでお伝えした方法をきちんと実践していただければ、高校受験前日と当日の対策は、ばっちりだと思います。
ただ高校入試の合格率を上げるという目的から考えると、前日と当日だけ対策をするよりも、早めから行っていったほうが良いです。
そこで現在、効率よく成績を上げる方法をまとめた、道山流!成績UP無料メール講座というものを行っています。
中学生のお父さんお母さんと、中学生本人にとって役立つ内容を、無料でお話ししていますので、良かったらこちらも参考にしてみてください。
>>道山流成績UP無料メール講座の詳細はこちら
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。