もしお子さんが、提出物を出していなかったとしたら、あなたはどのような対応をしますか?
実は提出物というのは、親が上手にサポートをしてあげるだけで、子どもはしっかりと出せるようになります。
そこで本日は、子どもに提出物を出させる3ステップを紹介したいと思います。提出物が出るようになると、内申点が上がるため、高校受験の合格率もグングン上昇しますよ!
ステップ1 親子関係を良好にする
私は教師をしていたのでわかるのですが、例えば子どもが提出物を出さなかったとき、「今度の懇談会の時にお母さんに言うからね」と言うと、
親子関係が良好な子どもは「それはやめて!それまでに必ず出すから」と言います。
しかし親子関係が良好でない子どもは、「勝手にしろ」と言います。親子関係が良好な子どもは、
- お母さんに自分のだらしなさがばれたくない
- お父さんに叱られたくない
まずは良好な親子関係を創ることが提出物を出させるうえで、最初のステップになるわけです。
ちなみに親子関係を良好かどうかの目安は、子どもが学校で起きたたわいもない出来事を親に話してくるかどうかです。もし話してこないなら、まずは良好な親子関係を作る必要があります。
こちらの無料講座で詳しい方法を伝えしています。
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ステップ2 先生に未提出の物を確認する
テスト前であれば、課題がプリントにまとめてあります。それを見ながら親がチェックしましょう。
テスト前以外の時期は、先生に確認をしないと未提出のものが把握できません。少し面倒かもしれませんが、担任の先生と連絡を取って、最近の提出物の状況を確認しましょう。
仲の良いママ友などがいる場合、ママ友に聞いても教えてもらえます。お子さんが成長してこれば一人でできるようになるのですが、それまでは親のサポートが必要な子もいます。
一人でできるようになるまでは、親がサポートしてあげましょう。
ステップ3 一緒に提出物を行う
もし出ていないものがあったら、それに対して子どもを叱るのではなく一緒にやってあげるようにしてください。
私の感覚だと、多くの子供たちは、「提出物を出したくない」から出さないのではありません。「出したくても一人でできない」から出せないのです。
冷静に考えるとわかるのですが、提出物を出さなかったら、
- 学校の先生から叱られる
- 内申点が下がる
それが少しずつ時間が経つと、徐々に出なくなっていくのですが、これは結局「出したくても出せない」からです。
- わからないところを親が教えてあげる
- 時間がないなら答えを写す手伝いをしてあげる
一人でできない部分はできる限り、あなたがサポートしてあげるようにしてください。成長してこればできるのようになるので大丈夫です!
だらしない子どもの対応法
次のページでは、だらしない子どもへの対応法を紹介します。提出物は親のサポートで改善できます。ではだらしないという性格はどうでしょうか?
実は人間ならだれもが持っているある「心」を上手に刺激するとだらしない性格が治ります。
思春期の子どもがいるお父様お母様であれば、この子供心を理解し、上手に活用できる力があると本当に子育てが楽になります。詳しくまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
>>効果絶大!だらしない子どもの対処法
明日ですが、「なぜ子どもは学校に行かなくなるのか?」というお話します。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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