先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子どもは、こちらが困るような要求や、するのが当たり前のような言い方をします。
母親は自分の思い通りに動くものと思っているのか、できないと断るとかなりひどい言い方をします。
快く聞けるような要求があまりないので、愛情バロメータも上がりません。話はよくするのですが、聞いても聞いても満足しない感じです。
今回のように「わがまま」がひどい状態だと、親としては困ってしまいますよね。
聞ける要求がないと愛情バロメータも上がらず、親子関係は悪化する一方でしょう。
そこで本日は、子どもがわがままになってしまった原因と対応法をお伝えします。
これが理解できていると、子どもは理不尽な要求をすることがなくなり、親子関係が良好になるはずです。
聞いていい要求とダメな要求の違い
なぜ、このような状態になってしまったのでしょうか。考えられる原因は、聞いていい要求とダメな要求を、間違えて捉えてしまったからです。
聞いていい要求とは、子どもの年齢であれば当たり前にしてくる「甘え」のことです。
「お母さんお腹すいた~早くご飯作って」これは、自然な要求ですよね。そのため、できる限り聞いてあげましょう。
一方、聞いてダメな要求とは、「迷傷法に触れるわがまま」のことです。
「お母さんタバコ吸いたい」これは法律に違反しますし、「こんな飯食えるか。唐揚げ作れ」という暴言は、親を傷つけます。
聞いてはいけない要求をしたら?
子どもが聞いてはいけない要求をしてきたら、「それは聞けない」と伝えなければいけません。
- 「おい、早く飯作れ」と言われたら、「ご飯は作るけど、そういう言い方はおかしいよね?」
- 23時に「腹減った。唐揚げ食べたいから、今から作って」と言われたら、「さすがに今からは作れないから、冷蔵庫に入っている晩御飯の残りを食べて」
この場合は、できるだけ反発の小さなところからダメだと伝えていきましょう。
聞けない要求しかしてこないときは?
子どもの要求がすべてダメな要求の場合、ひとつも聞くことができなくなってしまいます。
断り続けてしまうと、愛情バロメータを上げることはできません。この場合、次の2つを意識してみてください。
1つ目は、少しだけ基準を下げることです。23時に唐揚げを作るのは無理でも、冷凍唐揚げをレンチンだったらしてあげるなどです。
2つ目は、他のことで愛情バロメータUPすることです。
笑顔で挨拶をしたり、さりげなく好きなおかずを作ったりなどをすれば、そこで親の印象は上がるでしょう。
その結果、子どもの理不尽な要求は減っていくはずです。
本日のまとめ
聞いていい要求は、年齢的に当たり前である「甘え」です。一方、聞いてはダメな要求は、「迷傷法に触れるわがまま」です。
子どもがわがままになっている場合、聞いてはいけない要求まで聞いている可能性があります。ダメなことはダメと言える関係を作りましょう。
明日ですが、「勉強を習慣化する方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!保存版!子どものわがままの直し方
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