先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
親子関係は悪くないのですが、中ニの娘は勉強は大嫌いと言っています。
先生の講座で勉強した事を伝えようにも、目標は無いからやりたくない、繰り返しやるのは面倒、と言った具合です。
趣味なども飽きやすく、好きなことはゲームです。家族で出掛けたりもするし、ゲーム依存というほどではないのですが、どうしたらいいでしょうか?
お子さんって、勉強は嫌いですか?たとえ嫌いだとしても、自ら進んで勉強してくれると親としては楽ですよね。
親子関係が良くても、やる気があっても、いざとなると勉強を頑張れない子はたくさんいます。本日は、その原因と改善ステップをお伝えします。
上手くいっていない部分を改善していただければ、お子さんは勉強を頑張れるようになります。成績も右肩上がりでUPするでしょう。
結論!99%の子は勉強嫌い
以前中学校の教師をしているときに、学年1位の子に「勉強は好き?」と聞いてみました。答えは「嫌い」でした。
つまり、成績上位の子も「勉強は嫌い。できればやりたくない」と思っているのです。つまり、99%の子は勉強が嫌いだと考えましょう。
では、嫌いでも頑張るためには何が必要なのでしょうか?それは、「やる気を引き出す動機付け」ができるかどうかです。
やる気を引き出す動機付けステップ
では、どうしたらやる気を引き出すことができるのでしょうか?次の3STEPを、順に行っていくことが大切です。
1つ目は、愛情バロメータUPです。子どもから話しかけてくる状況まで良好な親子関係をつくらなければ、やる気を引き出すことはできません。
親子関係がいいと、子どもは家にいるのが楽しくなります。学校でのストレスを家で解消できるので、勉強するエネルギーが出てくるのです。
2つ目は、ごほうび作戦です。楽しくない勉強を頑張るには、ごほうびが必要です。どんなごほうびならやる気が出るか、子どもと一緒に話し合いましょう。
3つ目は、脇役サポートです。わからない問題がたくさんあると、やる気は続きません。その場合、親が教えるなどのサポ-トが必要です。
親が率先して行うのではなく、求められたときに手伝うといいでしょう。
ごほうび作戦に興味を示さなかったら?
子どものやる気を引き出すために、ごほうび作戦を行ったとします。しかし、興味を示さない場合もあるでしょう。
そのときは、「わかったよ。また興味が出てきたら教えてね」と伝えれば大丈夫です。
無理にごほうびをつくって勉強させても、親子関係が悪くなるだけだからです。あくまでも提案するだけにして、興味を持ってくれなかったら引きましょう。
そして、再度愛情バロメータをUPし、3ヶ月後にもう一度、提案してみてください。いずれ乗ってくるはずです。
本日のまとめ
99%の子は、勉強嫌いです。嫌いでも勉強を頑張らせるためには、愛情バロメータを上げる、ごほうび作戦をする、脇役サポートをする。
この3STEPを行うことが大切です。ごほうびに興味を示さなかったら、今は愛情バロメータを上げる時期だと考えましょう。
ある程度期間をあけてから、再度提案してみるといいです。
明日ですが、「愛情不足の子どもの特徴TOP5」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強嫌いな子を上手に勉強させる方法
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