忙しさから子どもになかなか手をかけてあげられてないと、将来が不安になると思います。
では、ほったらかしの子育てをすると、どのような変化が起こるのでしょうか。今回は、メリットとデメリットをお伝えします。
ここを意識して向き合っていけば、子どもが道を反れることはありません。子育ての不安やストレスも、減っていくはずです。
ほったらかしの子育てのメリット
はじめに、ほったらかしの子育てをするメリットは3つあります。1つ目は、生きる力が育まれることです。
親がやってくれないため、自分でやらないと生きていけません。そのため、料理、お風呂、お金を稼ぐなどの能力が育まれます。
2つ目は、問題解決能力が上がることです。何かトラブルが起きたとき、自分で解決しないといけません。
小さい頃から考え、決断し、行動をしていくため、能力が上がりやすくなるでしょう。
3つ目は、創造性が高いことです。親が一緒に遊んでくれないため、自分で考えて遊ぶしかありません。そのため、創造力が高まりやすくなります。
ほったらかしの子育てデメリット
デメリットは、主に4つあります。1つ目は、愛情不足になることです。親からの愛情をもらえないため、常に心が満たされません。
自分の体を大切にできなかったり、将来的にアルコールや薬物、買い物に依存してしまったりすることも珍しくないでしょう。
2つ目は、自己肯定感が低くなることです。自分は価値のない人間だと考えてしまい、いろいろなことに挑戦できなくなります。
3つ目は、社会性が育まれないことです。悪いことをしても叱られないため、善悪の感覚が育ちにくくなります。
結果的に、犯罪をしてしまったり、他人を傷つけてしまったりすることもあるでしょう。
4つ目は、感情が不安定になります。安定した愛情やサポートを受けられないと、情緒不安定につながるからです。
ほったらかしの子育てはありorなし?
上記を踏まえて、あなたなら、ほったらかしの子育てをされますか?私は、絶対にしません。デメリットが大きすぎるからです。
もちろん、ほったらかしで育てられた方の中には、親への反骨心から大成功させた、有名なアーティストや大企業の創業者もいます。
ただし、どこかのタイミングで自ら命を経ってしまったり、犯罪者になったり、経済的には成功しても心が満たされなかったりする人が圧倒的に多いのです。
日々、家事や仕事があると、つい子どもに手をかけられなくなることもあります。ただ、子どもに悪い変化が出てきたら、早めに対応することが大切です。
本日のまとめ
ほったらかしの子育ては、メリットとデメリットの両方があります。ただし、圧倒的にデメリットの方が大きいでしょう。
しっかり子どもに向き合い、安定した愛情を注いでサポートをすることで、情緒が安定し、自己肯定感がUPします。
子どもの求める愛情を、しっかりと与えていきましょう。
明日ですが、「意欲がない子どもへの対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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