満たされた欲求は動機付けにならない

動機づけ

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↑ 道山はいま何位?

今あなたは、落ち着いた状態で、
この記事を読んでくれていると思います。

しかし!
もし急にこの部屋の空気がなくなったら、
あなたは私の記事に興味を持てますでしょうか?

おそらく記事を読む意欲は0になり、
「どうしたら空気を吸えるのか?」
ということで頭の中がいっぱいになる思います。

普段は空気を吸いたいとは思わない

お小遣い
私たち人間と言うのは、
満たされているのものには魅力を感じません。
普段私たちが住んでいる地球には、
当たり前のように空気があります。

 

だから「空気を1000円で売りますよ」
と言われても「いりません」となると思います。
しかし急に部屋の空気がなくなったら、
「1万円でも売ってください」となるわけです。

 

実は勉強の動機付けも同じです
普段からたくさんのお小遣いをもらっている子に、
「100点取ったら1000円あげる」と言っても、
「俺お金はもうあるからいらない」となります。

 

既にお金が満たされている子と言うのは、
お金を動機づけにしてもやる気が出ないのです

物の与えすぎに注意しよう

ご褒美
私自身は、
子供の勉強のやる気を引き出すとき、
目標とご褒美を設定することを推奨しています。

 

もちろん理想としては、
ご褒美なんてなくても勉強してくれたらいいです。
しかしそれはなかなか厳しいので、
何かご褒美を設定してあげた方が良いと思っています。

 

ただまれに、子どもが何も欲しがらない
というケースがあります。

 

この場合原因は、

 
  • 親子関係が悪い
  • 物の与えすぎ
のどちらかです。

 

普段からなんでも買ってあげていたら、
子どもは勉強なんて頑張らなくても、
お願いすれば買ってもらえます。
だから動機付けにはならないのです

愛情=ものを買うことではない


こういうことを言うと、
「道山先生!愛情バロメータを上げるためには、
子どもの要求を聞いてあげた方がいいのではないですか?」
と思われる方がいると思います。

 

これはその通りなのですが、
子どもの要求というのは、
物を買ってあげることではないのです

 

むしろものを買ってあげても、
愛情バロメータは上がりません。

 

要求を聞くというのは、

 
  • 時間
  • 手間
をかけてあげるということです。

 
  • 学校の送り迎えをしてあげる
  • 一緒に旅行に行く
  • 部活の練習に付き合ってあげる
  • 子どもの好きなゲームを一緒にする
  • 大好きなご飯を作ってあげる
などです。

 

もし今子どもに対して、
ものを買ってあげ過ぎているとしたら、
一度その習慣をやめましょう。

 

物は誕生日やクリスマス、
勉強を頑張った時のご褒美だけにして、
普段はものではなく時間や手間がかかる愛情
与えてあげてください。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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