先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私は小学6年生です。算数の公式がなかなか覚えられません。簡単にできる覚え方を教えてください。よろしくお願いします。
理系科目が苦手な子は、公式を覚えるのが苦手という場合が少なくありません。そこで今回は、公式を覚えるための基本的なステップをお伝えします。
公式は、算数や数学だけでなく理科でも出てきます。今回の内容を理解していただければ、苦手を克服することができるでしょう。参考にしていただければ幸いです。
結論!公式は覚えるものではない
小学生でいちばん有名な公式といえば、「速さ=距離÷時間⇒はじき」と書いて覚えるものだと思います。
これを最初に習うため「公式は覚えるもの」と考えてしまう子が多いです。しかし、公式は覚えるものではなく問題を解く中で自然に覚えるものです。
なぜなら、ゴロで覚えられない公式もたくさんあるからです。また、高校生以降になれば数え切れない公式と出会います。それらをすべて丸暗記するのはあまり現実的ではありません。
そこで、問題を解きながら自然に覚えていくようにしましょう。このやり方をマスターすると、複雑な公式でも簡単に覚えることができるようになります。
問題を解きながら覚えよう
平均を求める公式は「平均=合計÷個数」です。ゴロを使わずにこの公式を覚えようと思った場合、100回唱えても頭に入らないでしょう。
頑張って覚えても、テストで緊張していたら、忘れてしまうかもしれません。そこで、何度も問題を解いてパターンを理解するのです。
たとえば、「10、20、30、40、50の平均を求めなさい」という問題を解きます。初めは公式を見ながらでOKです。
似たような問題を繰り返し解いていくことで、公式を忘れても解けるようになります。感覚で解けるようにすることが、大切です。
テストで忘れてしまったら
テストで公式を忘れてしまったら、どうすればいいのでしょうか。この場合、自分で導き出しましょう。たとえば、「四角形の内角の和=360度」という公式を忘れてしまったら、角度の問題が解けません。
そういうときは、空いているスペースに四角形を書いてみましょう。四角形は、90度が4つで成り立っています。それが分かれば、四角形の内角の和が360度であることが分かるからです。
公式を忘れてしまっても、自分で導き出す力があれば問題ありません。公式を完璧に丸暗記することよりも、自分で導き出せる力をつけましょう。
本日のまとめ
公式は、丸暗記するよりも問題を解きながら自然に覚えるというスタンスに変えましょう。丸暗記するのではなく、似たような問題を何度も解いて、解き方をマスターするのです。
また、テストで忘れてしまっても、自分で導き出す力があれば問題ありません。公式を暗記するよりも、解き方を感覚で理解することが重要です。
明日ですが、「保存版!ポスターの書き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!最速で数学の公式を覚える方法
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