学年でトップを取るような子(成績がいい状態でキープできている子)と、ビリを取るような子(成績が思ったように伸びない子)とでは、休日の過ごし方に大きな違いがあります。
そこで今回は、この2つのタイプの子で、休日の過ごし方にどんな違いがあるのか、3つの視点から紹介しましょう。
ビリの子のような休日を過ごしていると、成績は上がらず、志望校への合格も難しくなります。
少しでもトップの子が実践していることを真似すれば、成績も爆伸び間違いなしです!
起きる時間
トップを取るような子とビリを取るような子の休日の違いの1つ目は「起きる時間」です。
トップを取るような子は、朝に早く起き、8時ごろから勉強をスタートしていることが多いです。
一方、ビリを取るような子は昼過ぎまで寝ていて、勉強を始めるまでが遅いため、勉強時間を十分に取ることができません。
そこで子どもが起きたらすぐに勉強できるように、朝食などの準備を済ませておくといいでしょう(夜型の子は例外です)。
休憩時間
トップを取るような子とビリを取るような子では、勉強の休憩時間にも違いがあります。トップの子は、きちんと5~15分程度と時間を決めて休憩を取り、休憩時間が終わったらすぐに勉強に戻ります。
一方、ビリの子は一度休憩を始めるとダラダラと休憩が続き、そのまま勉強に戻れないことも少なくありません。
では、どうしたら勉強と休憩の切り替えがスムーズにできるのか。親ができることとしては、タイマーなどを使って子どもが休憩時間を守れるようにサポートすることです。
最初はどうしても、休憩が長くなってしまうので、無理のない範囲で子どもをサポートするといいでしょう。
寝る時間
トップを取るような子は、勉強が終わったらダラダラとスマホを見て起きておらず、すぐに寝て休みます。
一方、ビリをとってしまうような子は、寝る前にもスマホを触ってダラダラと起きて、夜更かししてしまうことも多いです。
ではなぜ、こういった違いが出てしまうのか。一番大きな理由は、子どもが勉強にやる気を持っているかどうかです。
そこで親は、子どものやる気が出るように、動機づけをしっかりしましょう。ごほうび作戦、アクティブ進路決めなど、年齢に合わせた動機づけを行うことが重要です。
本日のまとめ
学年でトップを取るような子と、ビリを取るような子の休日の過ごし方には、「起きる時間」「休憩時間」「寝る時間」という3つの違いがあります。
まずはやる気が出るように動機づけをして、勉強のやる気が出たら勉強のリズムが整えられるサポートをするようにしましょう。
明日ですが、「不登校の子どもの学習ステップ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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