先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学1年男子の母です。テストはほとんど平均点以下です。特に英語はひどく、説明をしても、その時は「うんうん、分かった」と聞いていますが、問題集を解かせてもできません。
そもそも、親が1~10まで言わなくてもできないのか?どうしたらできるようになりますか?親子関係は良好です。
このようにあなたが子どもに勉強を教えても、一向に理解してくれないことってありますよね。親としては、何でわからないの?とイライラしてしまうこともあるでしょう。
そこで本日は、子どもの理解力がない原因と、理解力を上げるためのちょっとしたポイントをお伝えしていきます。
親子関係が良好なら、すぐに理解力を上げることができるでしょう。参考にしていただければ幸いです。
考えられる3つの原因
一度「理解した」と言っているのに実際にできていない場合、次の3つの原因が考えられます。1つ目は、本当は理解していないパターンです。
「なんとなくわかったつもり」では、問題は解けません。また親に教えてもらうのが嫌だから、理解していないのにわかったと言うこともあるでしょう。
2つ目は、基本を覚えていないパターンです。その問題を理解できたとしても、そもそもの基本がわかっていないと問題を解くことができません。
3つ目は、レベルを一気に上げすぎているパターンです。練習の時は解けても、一度にレベルが上がりすぎるとさすがに解けません。
どこに当てはまるかをチェックしてみましょう。
問題のレベルを下げてみよう
次にこういったタイプの子に、勉強を教えるときのポイントをお伝えします。まず、問題のレベルを一気に上げすぎないようにしましょう。
たとえば英語で「I eat toast.」という文章を教えるなら、まずは英文をそのまま書けるようにしましょう。
しっかり覚えたら、少し文章を変えてみましょう。この場合、トーストをバナナに変えて「I eat banana.」と書けるかどうかくらいからチェックするといいです。
このように問題のレベルを少しずつ上げていくことで、無理なくできるようになってくるでしょう。
他の教科から始めよう
特定の科目に苦手意識がある場合、他の教科から始めるという方法もおすすめです。今回の相談者さんも英語に苦手意識があるなら、数学などの他の教科から取り組ませるのもいいでしょう。
1教科でもできるようになると、自信がつくからです。その教科が平均点を超えてから英語に取り組むことで、前向きに取り組んでいくことができるでしょう。
どれだけ頑張っても苦手教科がわからない場合は、他の教科から進めさせるようにしましょう。
本日のまとめ
「理解した」と言っているのに、問題を解くことができないのは3つ原因が考えられます。本当はわかっていない、基本を覚えていない、レベルやペースを上げすぎているの3つです。
この場合、まずは問題のレベルを上げすぎないように進めていきましょう。また、苦手科目よりも他の教科から始めるという方法もおすすめです。
お子さんのペースに合わせながら進めることで、徐々に解ける問題が増えていくはずです!
明日ですが、「子どもの探求心の育て方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強の理解力がない子のサポート法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。