男子校、女子校、共学どれがおすすめ?

クラスメイト

中学受験、高校受験、大学受験、全てに言えることですが、学校には3つの種類があります。男子校、女子校、共学校の3つです。

では、将来活躍できる人間になるためには、どの学校に進学するのが良いのでしょうか?進学率などのデータと比較しながら解説したいと思います。

今回の記事を参考に進路を決めていくと、最終的に後悔しない人生を送ることができると思います。

成績を上げるのが目的なら男子校・女子校

100点

「東大合格者ランキング2018」というデータがあります。これを見ると、TOP20の学校のうち、共学校は4校のみです。

つまり、残りの16校は男子校か女子校ということになります。

また、イギリスでも日本でいう全国学力調査のようなテストを行っているのですが、TOP10の学校のうち、9校が男女別学校となっています。

その他にも、韓国やアメリカ、ニュージーランドなどでも共学だった学校を男子校・女子校に変えたところ、成績が上がったという結果がたくさん出ています。

これらのデータを見る限り、「成績を上げて、偏差値の高い学校に進学する」という目的であれば、男子校か女子校を選ぶのが良いです。

なぜ、男女別学校は進学率が上がるのか?

授業

なぜ男女別学校だと進学率が上がるのでしょうか?主に2つの理由があると考えられています。

1つは、異性の存在です。共学の場合、どうしても異性が気になって、勉強に打ち込めない子が増えます。男女別学校の場合は、そういった気持ちのブレがなくなります。

また、男女の頭の構造が違うというのも理由です。男子にわかりやすい教え方と女子にわかりやすい教え方は異なります。

男女別学校の場合は、性別にあった教え方をすることができるため、成績が上がりやすくなります。一方、共学の場合、それぞれの性別に合った授業ができません。

こういった理由により、共学校よりも男子校や女子校の方が、進学率は高くなります。

コミュニケーション力を鍛えるなら共学校

男女

ここまでの話を読むと、「共学校よりも、男子校や女子高の方が良い」と思われるかもしれません。実は、共学校にもメリットがあります。

それは、コミュニケーション力が上がり、対異性免疫が付くということです。

男女別学校に通う場合、共学校に通う場合と比べると、異性と過ごす時間が少なくなります。すると、知らないうちに「異性が苦手」という固定観念ができる事があります。

この固定観念により、異性とコミュニケーションを取るのが苦手になることがあります。酷い場合、社会に出た時に、社内での会話が上手くできなかったりします。

特に異性の兄弟がいない場合は、異性が苦手という意識を持ちやすいです。

成績がコミュニケーション力かどちらを取るかで決める

天秤

まとめると、成績を上げたいなら、男子校や女子校、コミュニケーション力を鍛えたいなら共学がオススメです。

どちらが良い!というのはありません。どちらを重要視したいかで、決めればよいと思います。

ちなみに、私個人としては、成績よりもコミュニケーション力の時代が来ると考えているので、共学校をオススメします。

今までの日本は、成績至上主義のような考え方がありました。しかし、最近はこういった傾向も少なくなりつつあります。

今後は、今まで以上にコミュニケーション力が必要な時代になると、私は思っています。

本日のまとめ

親子

成績を上げたいなら男子校や女子校、コミュニケーション能力を高めたいなら共学校がおすすめです。ただ、最終的にどちらを取るかはしっかりと親子で相談して決めましょう。

もちろん、共学でも成績が良い人もいますし、男子校や女子校でもコミュニケーション力が高い人もいます。

今回は、データをもとに解説しているので、このデータを参考にしながら、自分に合った学校のスタイルを見つけてください。

明日ですが、「ネットやSNSのルールの決め方と使い方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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