先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子が国立大を目指し、浪人する決断をしました。去年は息抜きに多少のスマホ時間が必要かと思いましたが、甘かった気もします。
浪人は去年以上の努力を覚悟で決めてもらったので、子どもに対する接し方や気を付けることなどありましたら教えて頂きたいです。
今回は高校を卒業したお子さんをもつお母さんからの相談です。高校生と中学生では、子育てで大きな違いがあります。
そこで本日は、そこを踏まえながら浪人生にする具体的なサポート、絶対やらないといけないことなどをお伝えします。
受験への緊張感を忘れずに生活することで、大学の合格率も大幅アップするはずです。これから大学受験をする高校生がいる場合も、実践できます。
超重要!高校生の親の心構え
在学中でも浪人中でも変わらない、高校生の親の心構えが3つあります。
1つ目は「行きたいなら学校に行け、行きたくないなら働け」です。高校は義務教育ではありません。勉強したくないなら、無理にさせず、働けばいいからです。
2つ目は「夢があるなら応援するよ」です。子どもの夢を応援するのが親です。何かやりたいことがあるなら、できる限りサポートし応援しましょう。
3つ目は「手伝えることがあれば手伝うよ」です。いくら高校生とはいえ、ほったらかしにしてはいけません。勉強面でもできるサポートは行いましょう。
スマホを強制する必要はなし
今回の相談者さんは、「息抜きのスマホ時間を許したのが甘かった」と言っています。しかし私自身は、そうではないと思います。
前述したように、大学は自分が行きたいから行くところです。つまり、親がスマホを規制してまで勉強させる必要はありません。
勉強するのも、スマホを触るのも、子どもの自由です。ただスマホのやりすぎで体調が崩れるほど昼夜逆転になっている場合は、注意しましょう。
子どもと相談して浪人の期日を決める
もちろん、適当な気持ちで浪人するのはいけません。なぜなら、浪人生活をサポートするのには、費用が掛かるからです。
そこで、お子さんが浪人という道を選ぶのであれば、いつまでなら費用を出せるかの期日を決めましょう。
家庭の経済状況によっても異なりますが、「1年だけ」「2年まで」などの期日を決め、それを超える場合は自分でアルバイトしながら勉強させればいいです。
大学受験は、年齢制限がありません。その分、緊張感がなくなりやすいので、親が期日を決めるようにしましょう。
本日のまとめ
高校生の親の心構えは「行きたいなら学校に行け、行きたくないなら働け」「夢があるなら応援するよ」「手伝えることがあれば手伝うよ」の3つです。
浪人の場合、親が費用を負担できる期日を決めることで、緊張感をもって受験に臨むことができるでしょう。
明日ですが、「スマホ依存が治る親の習慣TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!浪人した子どもへの向き合い方
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。