元教師が解説!人権作文の書き方

作文

「人権作文の書き方がわからない」

「優秀賞を取りたいのにいつも点数が悪い」

と悩んでいませんか?実は、だれでも人権作文がスラスラ書けるコツがあります。

そこで元中学校教師で現在は年間1万人の子どもの勉強をサポートしている道山ケイが「誰でも優秀賞が狙える人権作文の書き方」について解説しました。

テーマ選びから詳しくまとめたので、参考にしていただければ幸いです。

結論!人権作文はいじめをテーマにして書こう

いじめ

人権作文とは、人間の権利について主張した作文です。人間の権利とは、女性差別問題や戦争、高齢者問題、障碍者問題などが挙げられます。

そして、子どもたちにとって一番身近な人権問題が「いじめ」です。そこで小中高生が人権問題を書くときは、いじめについて書くようにしましょう。

自分の体験談やクラスの出来事を入れられるので、スラスラ進むからです。また、ネットでの誹謗中傷問題などでも良いでしょう。こういった問題も、ネットを使ったいじめだからです。

小学生、中学生、高校生の人権作文でテーマに迷ったときは、いじめについて書くと覚えておきましょう。

法務省のサイトをチェックして、優秀作品を調べよう

調べる

いざ、人権作文を書こうとしても、どんな文章なのかイメージがわかないと思います。そこで、書き始める前にどんなものなのか、イメージしてみましょう。

法務省のサイトを見ると、過去の人権作文の優秀作品をみることができます。※「法務省 人権作文 優秀作品」と調べてみてください。

その中から3~5個の作品を選んで、読んでみましょう。全体的な流れがイメージできると、書き進める早さが変わってきます。

実はこの手順、人権作文で優秀作品を取っている子の多くが行っています。参考にするのは悪いことではないので、必ずチェックするようにしましょう。

書き始めは、自分の体験談がおすすめ

テレビを見る

次に、書き始めです。もし、どのように進めたらいいか悩んだら、自分の体験談から書き始めるのが良いです。

たとえば、誹謗中傷のニュースをテレビで見たとします。この場合、

私は〇月に○○さんの誹謗中傷のニュースを見ました。これを見て私はこのように思いました。

という感じで書いてみるのです。また、クラスのいじめの事について書くなら、

新しいクラスになって1ヶ月が経った頃、私のクラスでいじめが起こりました。

という書き方でも良いと思います。その後、誹謗中傷やいじめがどんな様子だったのかについて書けば、本論に進めていけるはずです。

どうやって書き始めようと悩んだら、とりあえず自分の体験談から始めてみる。この法則を覚えておいてください。

テーマに対する疑問点を述べ、解決策を書こう

疑問

次に本論です。本論を書くコツは、疑問を持つことです。たとえば、いじめや誹謗中傷の話を書くなら、

私は、こういったニュースを見ていて、なぜ誹謗中傷が起こるのか疑問を持ちました。

という一文を入れてみるのです。その後、

そして私は、この理由についていろいろと調べてみることにしました。

と続けます。スマホなどで、理由について調べてみましょう。理由がわかったら、

誹謗中傷が起こるのは、匿名でコメントができることが原因だとわかりました。

という感じでまとめるのです。テーマについて疑問を持ち、理由を調べ、わかったことをまとめる。この流れで文章を書いていきましょう。

そして最後は、自分なりの結論を入れます。今回の例なら、

誹謗中傷に巻き込まれないためには、次の2つの事が大事だとわかりました。1つ目は、実名のSNSのみ利用することです。

例えば、Twitterなどは匿名で利用できてしまうものなので、少し危険が高いと思います。中学生の段階では、使用しない方が良いと思いました。

2つ目は・・・

という感じです。最後に主張を入れることで、説得力のある人権作文になります。この流れで進めれば、だれでも1時間もあれば人権作文を書くことができます。

しっかりと作りこめば、優秀作品に選ばれることも可能です。頑張ってみてください。

夏休みの宿題が終わらない悩みと実力テストの勉強法

スイカ

この記事で紹介した方法で人権作文を書いていけば、誰でもスラスラ進められると思います。

ただ、夏休みの宿題は人権作文だけではありません。ポスター、テキスト、読書感想文などいろいろあるでしょう。

もしこれらが終わらない場合は、以下のページで解説した方法で進めてみてください。上手くいけば1日で終わるはずです。

>>夏休みの宿題を最速で終わらせる方法

また、夏休みが終わったら、すぐに実力テストがあると思います。では、どういった勉強をすれば、実力テストで高得点を取ることができるのでしょうか。

実は、あるポイントを押さえれば誰でも簡単に高得点を取ることができます。そこで、次のページでは、実力テストの勉強法を解説しました。

元教師だからこそわかる勉強法をたくさん書いたので、参考にしていただければ幸いです。

>>元教師が解説!夏休み明けの実力テストの勉強法

動画で解説!人権作文の書き方

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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