先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
もともと5教科がオ-ル4だった娘ですが、国の制度で、自主的に考える勉強になり、理科の先生が、教科書も開かず、何も教えることなく、
ただプリントを渡されて、自分で考えてやってと言われ、何も教えられていないのに、分かるはずがないと勉強をする気力が全く無くなってしまいました。
この場合、親としてできることは何なんでしょうか?
国の制度が変わり、アクティブラーニングが推奨される時代となっています。自主的に考える学習に切り替わり、やる気が出てきた子もいるでしょう。
一方、やる気をなくしている子がいるのも事実です。そこで本日は、先生の影響で勉強をする気力がなくなってしまった子に、親ができるサポート法をお伝えします。
今成績が下がっていたり、授業のやり方に不満があったりする場合は、参考にしていただければ幸いです。
他の教科と比べ、友達に聞いてみよう
今回の相談者さんの場合、まずは理科の先生のやり方が正しいかどうかを判断することが大切です。そこで、他の教科と比べてましょう。
仮にすべての教科で同じような授業になっているのであれば、国や学校の方針ということになるでしょう。
しかし、理科だけがこのような指導方法である場合、先生のやり方が間違っている可能性が高いです。
また、周りの子はどう思っているかも確認してみましょう。相談者さんのお子さん以外は、やる気を持って取り組んでいるかもしれないからです。
クラスみんなのやる気がなくなっているのであれば、やり方を変えてもらう方がいいでしょう。
ひどい場合は学年主任に相談
先生のやり方が間違っている場合は、学年主任に相談しましょう。あまりにひどい場合は、対応してくれます。
ただしアクティブラーニングは新しい学習法です。現在は、先生も手探り状態で行っています。
プリントを配ってやらせる方法がいいのかどうかを、先生が判断している状況かもしれません。
つまり相談しても、授業のやり方が変わらない可能性もあります。
授業を聞かなくても高得点は取れる
この場合、授業は授業と割り切ることも大切です。というのも、今の時代、Youtubeなどでわかりやすい授業を受けることができます。
また、登校支援室で授業すら受けられていないのに、オール4を取った子もいるでしょう。
つまり、勉強の気力がなくなった理由を授業だけにするのは、少し違います。
仮に授業が合わなかったとしても、親が上手に動機づけを行うことで解決できないかやってみましょう。
今後もこういった先生に当たることはあるので、その時に乗り越える力を育むことも大切です。
本日のまとめ
国の制度が変わった影響で、授業のやり方が合わなくなった子もいるでしょう。
その場合、他の教科はどうか、周りはどうか、という2つの視点で、先生のやり方が正しいかを判断しましょう。
授業が合わなかったとしても、自宅学習でテストで高得点をとることはできます。まずは、動機付けをするところから始めましょう。
明後日ですが、「成長が遅い子のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!授業をしない先生に親がすべき2つのこと
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。