先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中二の娘がいます。なかなか勉強がついていけていません。勉強してないわけではないのですが、本人も出来ない自分に対して悩んでいます。
塾には週に2日、数学と英語に通っています。夏期講習や冬期講習も受けています。親子でどのような勉強法をしたらよいかも話し合っています。もしかしたら、軽度の学習障害なのでしょうか?
先日「私立中学の勉強についていけない時は?」という記事を投稿しました。本日は、その公立中学校編になります。
もしお子さんが、公立中学校に通っていて、頑張って勉強もしているのに、なかなか授業についていけない状態なら、本日お伝えする内容を試してみてください。
ポイントを押さえれば、誰でもすぐに勉強についていけるようになります。その結果、定期テストの点数もグングン上がると思いますので、参考にしていただければと思います。
勉強についていけない基準とは?
私自身の考える「勉強についていけない基準」は、オール3が取れているか否かです。オール3が取れるかどうかの基準は、100点中50点が取れるかどうかです。
つまり、50点取れていなければ、勉強についていけていない可能性が高いです。また、提出物を頑張って出せば、50点取れていなくてもオール3を取れることもあります。
ただこの場合、見せかけのオール3なので、授業の内容を理解できていない可能性があります。つまり、このケースも、勉強についていけていないと判断できます。
お子さんがこのどちらかの場合、これからお伝えする内容をやっていただければ、勉強についていけるようになるので、すぐに成績もオール4以上になると思います。
結論!予習をすれば勉強についていけるようになる
現在、お子さんの成績がオール3未満の場合、おそらく予習をしていない可能性が高いです。
この場合、毎日15分の予習をするだけで、授業についていけるようになります。特に、数学と英語に関しては、予習をしていないと授業についていくのは難しいです。
もしお子さんが授業についていけていない状態で、今まったく予習をしていないなら、実力の問題ではなく準備不足が原因です。
この部分を改善していきましょう。
なお、ほとんどないケースですが、毎日しっかりと予習をしているのに、1や2の成績であれば、学習障害or勉強の仕方を間違えている可能性が高いです。
予習の基本は教科書を読むこと
では、どのように予習を進めていけばよいのか?使うものは、教科書のみです。かかる時間も15分くらいです。
また、最初の段階では、数学と英語の2教科に絞って予習をしていけば大丈夫です。
数学は、次の日に習うページをパラパラ見て、例題を1度解いておきます。(1日に授業で進む範囲は1~2ページ程度です。)
例題を解いて分からないところがあれば、解説を読んでみましょう。それでもわからない場合は、わからない部分に線を引いておきましょう。
そして、次の日の授業で、そこを注意深く聞くようにしてください。これだけで、授業の理解度が3倍以上上がります。
英語も同じです。次の日に習うページを1度読んでおきます。この時、分からない英単語は調べて、意味を書いておきましょう。
これだけで、理解度が3倍以上上がります。余裕があれば、国語や理科、社会も同じように、教科書を読んでおくとよいです。
本日のまとめ
授業についていけない基準は、オール3未満(テストで100点中50点未満)か否かです。オール3が取れているなら、やる気次第で成績アップが期待できます。
オール3に満たないのであれば、準備不足の可能性が高いです。まずは予習を取り入れてみましょう。15分程度で済むので、ぜひやってみてください。
予習は、翌日習う教科書のページを読んでおくだけでOKです。数学の場合は、例題があれば一度解いておきましょう。英語なら、分からない単語を調べておきます。
教科書をパラパラ読むだけで予習になり、これをするだけで簡単に授業についていけるようになります。一度試してみてください。
明日ですが、「保存版!スマホ依存を治す方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!公立中学の勉強についていけない時は?
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