今の子どもたちは本当に忙しいです。朝7時から部活動の朝練習、9時から15時まで授業。15時から18時まで部活動の午後練習。2時間休憩して、20時から22時まで学習塾。
冷静に見ると、ブラック企業で働いているサラリーマンと同じレベルで予定が詰まっていると思います。こんな時代だからこそ活用していただきたいのが「スキマ時間」です。
そこで本日は、スキマ時間を上手に活用して、成績を上げる勉強法を紹介します。現代の中学生にぴったりな方法だと思うので、良かったらお子さんにも伝えてあげてください。
1日平均1時間のスキマ時間がある
そもそもスキマ時間とは何かご存知でしょうか?これは、予定と予定の間の時間のことで、主に「移動時間」や「待ち時間」などが当てはまります。
以前、ある大企業が1日のスキマ時間がどれくらいあるか調査しました。その結果、1日平均1時間9分のスキマ時間があったそうです。
もしこの時間を上手に活用できれば、おそらく定期テストの点数を各教科20点ずつくらいはUPできると思います。それくらいスキマ時間は大事なのです。
トイレにいる時間=英単語の暗記タイム
スキマ時間の代表例が、トイレにいる時間です。多くの子がこの時間はスマホをいじってしまうと思います。しかし、仮に10分間トイレにいるとしたら、その時間を全てスマホタイムにするのはもったい無いです。
予め単語カードを作っておいて、英単語を覚える時間に使ったら、毎日5個ずつ英単語が覚えられます。さすがに英単語を覚えるのは辛い!と思ったら、せめて読書の時間に充てると良いです。
読書はすぐに成績に反映されるものではありません。ただ、継続していくと国語力がUPします。たとえ、1日10分の読書でも、続けていけば1,2か月で1冊の本を読めてしまうからです。
授業が始まる前の5分間でワークの問題を3問解く
もう一つお勧めのスキマ時間があります。授業が始まる前の5分間です。休み時間は友達と話がしたいと思うので、そこを削る必要はありません。
チャイムが鳴ってから、先生が授業を始めるまでの時間を活用するのです。よほど準備の良い先生でない限り、チャイムが鳴ってから板書を始めます。すると内容がスタートするまでに、3~5分ほど時間があるのです。
例え3分であっても、1日5時間授業があれば15分になります。15分あれば、問題集1ページくらいは終わらせることができるのです。
本日のまとめ
子どもたちだけではなく、大人もそうですが、今の日本は常に時間に追われています。誰もが1日のスケジュールをパンパンに詰め込んでいるため、心を休める余裕すらありません。
だからこそスキマ時間を上手に活用してほしいのです。勉強を頑張る時期であれば、勉強すればよいです。勉強が必要ない時期であれば、自分自身と向き合う時間に使っても良いと思います。
中学校を卒業したら、どういった高校に進学したいか。高校卒業後は、どんな人生を歩みたいか。将来どういった仕事をしたいか。これらを考える時間を作るだけでも、未来はかなり明るくなると思います。
明日ですが、「最近読んだおすすめ書籍(大人向け)を紹介」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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