最近、「勉強が苦手で将来が不安」という相談をよくいただきます。勉強を頑張ることは大切ですが、闇雲に頑張っても将来は明るくなりません。
そこで本日は、勉強が苦手な子が人生を明るくする考え方についてお伝えします。この記事の内容を意識して人生設計を立てていけば、お子さんの未来は明るくなるはずです。
学力トップは億万長者になれない
ボストンカレッジ大学で、面白い研究が行われました。イリノイ州にある高校を首席(成績トップ)で卒業した子が、その後どういう人生を送っているのか調べる研究です。
その結果、医者や弁護士など素晴らしい職業に就いている人もいましたが、世界を変えるような仕事をしている人は一人もいなかったということがわかりました。
世界を変えるような仕事をしている人とは、電球を作ったエジソン、iPhoneを作ったスティーブジョブズなどです。
学校=言われたことができるかどうか
なぜ、成績トップだった人の中から、世界を変えるような人がでなかったのでしょうか。おそらく、学校の成績は「言われたことがきちんとできるか」で評価が決まるからです。
学校は、宿題をきちんとすればいい評価をされますが、自己流にアレンジして出すと「言われた通りやりなさい」と、叱られるところなのです。
また、9教科の成績がオール5を取ったら、ものすごく褒められますが、1教科だけとんでもない実力があるのに他がオール1だと叱られるのです。
つまり、学校は、すべてが平等にできて言われたことをきちんとできる子が褒められる仕組みになっているのです。
これは、「世界を変える」こととは真逆の事ですよね。なぜなら、世界を変えようと思ったら、全てが平等にできるよりも、1つの分野だけずば抜けた能力を伸ばす必要があるからです。
学校が悪いわけではありません。ただ、学校のカリキュラムに沿って努力をしているだけでは、未来のエジソンになることはできないということが、この研究からわかりました。
勉強が苦手な子は、一つの分野を極めさせよう
もし、お子さんが極端に勉強が苦手なら、何か一つの分野を極めることをオススメします。
仮に成績がほとんど1でも、得意分野が一つあるなら、その分野を徹底的に極めさせるのです。
お笑い、音楽、美術、発明、おかねもうけ、モノづくり、プログラミング、ゲーム、スポーツ、、、分野は何でも構いません。
勉強ができなかったとしても、何か一つの分野で突出することができれば、将来成功することができます。
未来のエジソン、ピカソ、ベートーヴェン、手塚治虫のようになれるかもしれません。
本日のまとめ
お子さんが勉強が極端に苦手な場合、「将来、どうしよう・・・」と不安になるかもしれません。
その場合、1つでも得意な分野があるなら、その分野を極めさせるという方法もありです。
周りの子と違う道に進むことに対して不安もあると思いますが、まずはお子さんの得意分野が何かを考えてみましょう。
明日ですが、「高校生のスマホ依存解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強が苦手な子は〇〇を目指そう
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