私の勉強会などで、お父さんお母さんから「この進路は将来大丈夫ですか?」という質問をいただくことがあります。
その都度、時代の変化を考えてアドバイスをしてきましたが、今回のコロナウイルスの影響で、今後の先行きが変わってきたと思う職業があります。
そこで本日は、これまで子どもたちにおすすめしていたけれど、今回の件でおすすめできないと思うようになった職業や、コロナの影響で今後伸びていくであろう職業についてもお伝えします。
お子さんの進路決定をより良いものにしたいと考えてるお父さんお母さんには、ぜひ知っていただきたい内容です。参考にしていただければ幸いです。
歴史は繰り返される
「新型コロナウイルスなんかで人生を考え直す必要があるんですか?」と言われそうですが、今回の騒動は単なるきっかけに過ぎません。
たとえば、20~30年前までは引きこもりの子どもは、ほとんどいませんでした。子どもの問題行動というと、やんちゃで、外で悪さをするタイプが多かったです。
引きこもって自宅でネットやゲームをする子が増えたのは最近のことで、これは時代の変化によるものです。今回、コロナの影響により、多くの方が外出することを避けるようになりました。
しかも、これで収束するとは限りません。毎年、同じようなことが起きる可能性もあります。そのため、再びコロナが流行っても大丈夫な職業や進路に進むほうがいいです。
今後危険な3つの人気職業
たとえば、スポーツ選手、タレントや俳優、歌手の3つは、これまで人気の職業でした。しかし、この3つは、自粛生活で大きな影響を受けています。
特にスポーツ選手は、試合がなければ給料がもらえません。自粛が続けば続くほど、生活に困ってしまいます。
もちろんこれは一つの傾向であり、今挙げた職業で食べていける人もいるでしょう。
たとえば、ダルビッシュ有選手は、野球選手をしながらYoutubeをしています。佐藤健さんも、最近ユーチューブを始めてものすごいチャンネル登録を増やしています。
このように、すぐに生き方を切り替えられれば、問題ありません。しかし、以前のように、1つの道だけ極めれば一生食べていけるわけではない時代に変化している気がします。
お子さんが、スポーツ選手、タレントや俳優、歌手を目指している場合、これらを頭に入れておくと良いでしょう。
これからさらに伸びる3つの職業
一方、今後さらに伸びていくと思われる職業もあります。ゲームクリエイター、プロゲーマー、公務員の3つです。
家に引きこもる生活になると、ゲームをする人は増えます。つまり、ゲームを作る仕事はこれから需要が急上昇します。さらに、家でもできる仕事なので外出自粛になっても安心です。
また、日本では「ゲームばかりする子=ダメな子」というイメージですが、アメリカでは少し違います。プロゲーマーは人気の職業となっているからです。大会の賞金も、右肩上がりで増えています。
つまり、今後日本でも「ゲームができる子=将来有望」という新しい見方が広まってくる可能性があるでしょう。最後に公務員です。公務員は、世の中が大きく変化する今のような状況でも、給料があまり変動しません。
本日のまとめ
新型コロナウイルスの影響で、新しい時代の流れに合った職業と、そうでない職業が浮き彫りになりました。今後危険なのは、スポーツ選手、タレント・俳優、歌手です。
自粛生活で大きな影響を受けている職業は、今後安泰とは言えません。一方、これから伸びる可能性がある職業は、ゲームクリエイター、プロゲーマー、公務員です。
もちろん、この3つを目指す必要はありません。大事なのは、考え方です。時代がどこに向かっていくかを考え、そこにあった仕事×お子さんの好きなジャンルで、今後進むべき進路を決めていくと良いでしょう。
明日ですが、「高校生向け!おすすめの参考書」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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