← 道山はいま何位?
今日は久しぶりに、
中学生や高校生の子にも理解してもらいたい
「お金の授業」をしたいと思います。
※注意1
今日の話はとても長いので、
時間のある時にゆっくり読んでください。
※注意2
今日の話を読んだら、
もしかしたら「道山のことがムカツク」
と思われる方がいるかもしれません。
ですのでお金の話が嫌いな方は、
無理して読まなくて大丈夫です。
ただ中高生が今学んでおくと良いと思うので、
嫌われることを承知でお話しします。
そもそもお金とは何か?
そもそもお金って何かと言うと、価値を表したものです。
少しわかりやすく説明します。
あなたはマッサージ屋さんで仕事をしているとします。
そこにお客さんが来て、あなたは30分肩もみをして、
1000円の代金をもらったとします。
すると、肩もみ30分の価値=1000円
ということになります。
次にあなたはその1000円をもって、
ファミリーレストランに行ったとします。
そこでハンバーグを食べたとします。
その結果、ハンバーグを作ってくれたお礼に、
1000円のお金を払うとします。
ここからわかるのは、
ハンバーグの価値=1000円ということです。
これは何が行われたのかと言うと、
あなたが肩もみをして作り出した価値(1000円)を、
ハンバーグの価値(1000円)と交換したわけです。
昔お金がなかったときは、あなたはファミリーレストランで、
「すみません!30分肩もみするのでハンバーグ下さい」
と言うしかありませんでした。
でもこれって大変ですよね?
コックさんの肩が凝っていなかったら
あなたはハンバーグを食べられないわけです。
だからお金と言う価値を表すものを作って、
それを介して価値を交換するようになったわけです。
お金=価値を表すものだと考えてくださいね。
良いものは絶対に高いです!
では本題に戻ります。
お金=価値を表すもの、ということは、
価値の高いもの=金額も高い、と言うことになります。
例えばあなたがファミリーレストランで
ハンバーグを食べようとして、
メニューに2つのハンバーグがあるとします。
A 松阪牛のハンバーグ10000円
B アメリカ産のハンバーグ1000円
松阪牛のハンバーグは、
アメリカ産のハンバーグの10倍の値段だとします。
なぜこれだけ違うのかと言うと、それは多くの人が、
アメリカ産のハンバーグよりも、
松阪牛のハンバーグの方がおいしい!
と思っているからです。
つまり松阪牛の方が価値が高いので、値段が高いわけです。
ユニクロの服が2000円なのに対して、
ルイヴィトンの服が10万円以上するのは、
それだけルイヴィトンの服の方が、価値が高いわけです。
東京ドームのチケットも、前に行けば行くほど金額が高いのは、
前の方の席の方が価値が高いわけです。
つまりこの世の中と言うのは、
価値が高いもの=金額が高い、という仕組みなわけです。
お金を払わずに良いものをもらうのは無理
たまにこういった相談が来ます。
「伊藤先生に相談したいのですが、相談費用が払えません」
「道山先生の勉強会に行きたいのですが、
勉強会の代金が払えません」
伊藤先生に相談しようと思ったら、
確かに3万円以上のお金がかかります。
普通に考えたらかなり高いですよね?
でもなぜ高いのかと言うと、それだけ価値が高いから高いわけです。
もしその3万円を払いたくないのであれば、
無料で相談できるスクールカウンセラーに相談するしかないわけです。
- 伊藤先生への相談⇒3万円以上
- スクールカウンセラーへの相談⇒無料
もしくはまずは2万円の、伊藤先生のDVDを見てみる。
とかでも良いと思います。
>>伊藤先生のDVD
ただ一つ言えることは、良いものは高いということです。
もしスクールカウンセラーに相談しても、不登校が解決できないなら、
- 頑張って仕事をして伊藤先生に相談する
- 不登校を解決できないままずっと悩み続ける
この世の中と言うのは本当に平等です。
頑張って自分が価値を作り出すことができれば、
それを他の人が作った良い価値の物と交換できる
逆に自分がサボって価値を作り出せなければ、
価値の低いものとしか交換することができない。
もし今中学生で、
将来少しでもよい価値の物を食べたり使ったり
したいなと思うのであれば、
以前こちらの記事で書いたように、
>>大人になった時、裕福な生活を送る方法
- 頑張って勉強して学力を伸ばす
- 自分の得意な分野をとにかく伸ばす
そしたら
価値を作ることができる人間になれるので、
同じような価値のあるものをもらうことができます。
価値のない人間は一人もいない
あと良く、「私は価値のない人間です」
と悩んでいる子がいるのですが、これは完全に勘違いです。
「私は怠けものなので、価値を作り出すことができません」
という表現なら間違ってはいないのですが、
人間と言うのは、少し努力をすれば誰でも世の中のためになる
価値を作り出すことができます。
- トイレをきれいに掃除することができる
- 友達に親切に接することができる
- 先生が困っている時に助けることができる
- 友達に冗談を言って笑顔にすることができる
- いじめられている子を助けることができる
こういったことは全て、その人が作り出した立派な価値です。
中学生の間はまだこの価値が、お金に変わらないので、
「こんなことできても何も役に立たない」
と思ってしまいがちです。
でもそれは大きな間違いで、
価値と言うのは「他人が喜ぶもの」全てです。
中高生の時から、人が喜ぶことが当たり前にできる人は、
将来必ずその時に与えた価値が返ってきます。
例え、
- 勉強ができなくても
- 学校に行くことができなくても
- 体が弱くすぐ体調を崩してしまっても
まずは
- 頑張って勉強して学力を伸ばす
- 自分の得意な分野をとにかく伸ばす
- 友達や先生、家族に対して優しく接する
- 友達や先生、家族が喜ぶことをする
- 友達や先生、家族を笑顔にする
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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こんにちは。いつも先生の身近で分かりやすいお話を参考にさせていただいています。価値ある人間、中学生としての価値を見出だす生き方、納得です!早速、息子に読ませます!
ありがとうございます。親子で読んでいただけると嬉しく思います!