先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1の息子で、保育園の時から発達障害です。お父さんの理不尽な暴言、暴力。私の過干渉などで、息子も旦那のように、私や娘に暴言、暴力をふるいます。
学校でも問題児で、成績は悪いです。自転車窃盗で、警察に事情聴取受けても、悪びれず。私にはうそしかつきません。
私にはもう、生きる気力もなくなってきました。どうすればいいでしょうか?
子どもの激しい反抗や問題行動で悩んでいる方は、少なくありません。このとき、ひとりで悩まないでください。
子育てが辛いときに相談できる機関は、たくさんあります。第三者に話を聞いてもらうことで心が楽になり、改善へ向けて進むこともできるでしょう。
これは自分のためだけでなく、子どものためでもあります。気持ちが楽になれば、子育てにも前向きになれるはずです。
結論:一人の力で解決は難しい
基本的には愛情バロメータを上げることで、どんな子育ての悩みも解決できます。ただし、これは親に気力がある場合です。
気力がなくなってしまっている状態では、ひとりで愛情バロメータを上げるのは難しいでしょう。こういった場合は、第三者の力を借りるといいです。
今回の相談者の方は、発達障害、父親の暴力、子どもの暴言、窃盗、嘘など、様々な問題が重なっています。これでは、疲れて当然です。
子育ての相談ができる機関を利用し、ひとりで頑張らないようにしましょう。
無料で子育ての相談ができる機関
まずは、無料で相談できる機関をお伝えします。1つ目は、児童相談所です。「地域名+児童相談所」で検索するか、学校の先生に紹介してもらいましょう。
2つ目は、市町村の子ども政策課です。「地域名+子育て相談」と検索しましょう。ただし、相談できる子どもの年齢制限がある場合があります。
3つ目は、スクールカウンセラーです。学校と連携しているので、利用しやすいでしょう。
ここで挙げた3つは、無料で利用できるメリットがあります。一方デメリットは、解決策を教えることは難しいことです。話を聞いてもらって、心を楽にするのが目的です。
有料で子育ての相談ができる機関
次に、有料で相談できる機関をお伝えします。
1つ目は、専門家です。不登校が長期化していたり、激しい問題行動の場合は、親の心を楽にするだけでは改善は難しいです。そのため、専門家にどうすれば改善できるかアドバイスをもらうといいでしょう。
2つ目は、心理カウンセラーです。こちらは話を聞いてもらい、心の疲れを取ることが目的です。無料の機関が利用しづらい場合は、有料のカウンセラーにお願いするといいでしょう。
3つ目は、(全寮制)フリースクールです。こちらは子どもと一時的に距離をとり、子どもを更生させてくれる機関です。離れることができるため、親の気持ちも楽になるでしょう。
今回の相談者さんはすでに限界が来ているので、全寮制フリースクールがベストだと感じました。
本日のまとめ
子育てが辛いときは、ひとりで悩まないでください。相談できる機関は、たくさんあります。心の疲れをとることで、新たな気持ちで子育てを再スタートすることができるでしょう。
専門科やフリースクールで、子どもを更生させていく方法もあります。特に不登校や成績、軽い問題行動、学校でのトラブルなどであれば私の専門分野ですので、ぜひご相談ください。
明後日ですが、「勉強を後回しにする子のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子育てが辛い時の相談先TOP3
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