先日こんな相談を頂きました。
※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
公立高校の学校推薦に応募したところ、本日ダメだったと息子が半ギレで帰ってきました。
担任の先生からは、私に電話が来ました。
しかし、何がダメだったのか聞いても「詳しくわからない」とハッキリしませんでした。
「ここからまた行きたい高校を選択する幅が広がったのだから一生懸命考えなさい」
と話したところ、怒っていた顔が和らいでいくのがわかりました。
親としてこれくらいのことしか伝えられませんでしたが、このような対応で間違っていませんか?
そもそもこの子は、どうして高校入試で推薦がもらえなかったのでしょうか?
成績だけで推薦がもらえるわけではない
高校入試の推薦基準というのは、様々な要素がかみ合って決まります。
- 出席日数
- 部活の成績
- 学級委員や生徒会などの実績
- 内申点
- 学校での生活態度
だからレベルの高い学校の推薦をもらうというのはなかなか難しいわけです。
推薦で合格すると後で必ず苦労する
これだけ難しい推薦入試なのですが、実は推薦入試で合格すると、高校に入ってから必ず苦労します。
なぜなら、一般入試で合格した子たちというのは、一般入試で合格するために、これから死に物狂いで勉強します。
一方推薦入試で合格したこと言うのは、合格した後どうしても勉強しなくなります。この差が後で響いてくるわけです。
だから長い目で見ると、今回推薦に落ちたことは、お子さんにとってプラスだったと思います。
親はどういったフォローをすればよいのか?
ではもし推薦がもらえなかったとき、親はどういったフォローをすれば、良いのでしょうか?
今回相談をくださった方は、高校を選択する幅が広がったという話をお子さんにしました。実はこのフォロー方法は、非常に有効な方法になります。
なぜなら推薦が出なかったことをポジティブな結果に切り替えているからです。こういったときは、
- 落ちてしまったことは悪いことではない
- 一般入試に向かって頑張ろう
明日ですが、「成績を上げることが目的になっていませんか?」というお話します。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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