先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の息子は夏休み明けから不登校が続いています。スマホゲームをずっとやっていて、昼夜逆転の生活。
勉強は全くしなくなり、受験はやけになっている感じで、何でもめんどくさいと言って会話になりません。しかし、こんな中でも都立に行きたいと言っています。
「受験には合格したいけど、勉強はやりたくない」お子さんがこのような状況だと、つい色々言いたくなってしまいますよね。
そこで本日は、やる気のない受験生へ親がやるべき対応法をお伝えします。大事なことは、勉強をさせることではありません。
ここでの対応を間違えると、高校生活もうまくいかなくなるので注意しましょう。
子どもの現在の心理状態とは?
現在の相談者さんのお子さんは、受験を諦めたくないものの、不登校かつ昼夜逆転生活で、行動するためのエネルギーがない状態です。
スマホやゲームは、本当にやりたいわけではなく、やることがないからやっているだけだと考えられます。
こうなってしまった原因は、親の愛情がうまく届いていない(いわゆる愛情バロメータが低い状態)可能性が高いでしょう。
受験は忘れてまずは愛情バロメータUP
そこで今やるべきことは、受験のことは忘れて、ひたすら愛情バロメータを上げることです。
愛情バロメータを上げない限り、状況は改善しないからです。仮に受かったとしても、高校生活が続かないでしょう。
そこで、一緒にゲームをして楽しい空間を作ったり、子どもの話を否定やアドバイスせずしっかり聞くのがおすすめです。
親の愛情を感じることができるとエネルギーが上がり、少しずつ勉強も頑張れるようになるはずです。
エネルギーが出てきたあとの改善法
エネルギーが出てきた後にすべきことは、生活リズムの改善です。これが直らないと、高校は続かないからです。
いきなり元に戻すのは難しいため、少しずつ直していきましょう。今、夜中の3時に寝ているなら、まずは2時にするイメージです。
次に、無勉強でいける進路探しを探しましょう。これが見つかると、受験に対して前向きになれるからです。
最後に、子どもの状態に合わせてできる努力をしましょう。勉強を頑張りたいなら家庭教師をつけたり、
出席日数を増やしたいなら学校の先生と連携をすることが大切です。
本日のまとめ
高校には行きたいのに勉強のやる気が出ないという場合、愛情バロメータが下がっている可能性が高いです。
勉強をさせるよりも、ここを改善するよう意識しましょう。一緒にゲームをしたり、楽しい会話をしたりすることが、高校受験を成功させる近道です。
明日ですが、「不登校と昼夜逆転が治った成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!やる気のない受験生への向き合い方
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