子育ての仕方は、時代によって変わります。そこで今回は、これから時代遅れになるかもしれない子育て法をお伝えします。
社会は刻一刻と変化しているため、20年前の当たり前は今では非常識になっていることもあるほどです。
ただ、教育業界に関わっていないと、子育てや受験の変化って実感がないと思います。そこで、最近変わりつつある教育業界の変化を紹介します。
おそらく今日の記事を読むと「そんなはずない!!」「それは間違っている!!」と思われるかもしれません。大丈夫です。そう思うのはあなただけではありません。
子どもの未来を明るくしようと日々学ばれている私のメルマガ読者さんでさえ、9割くらいの方は違和感がある話だと思います。
ただ「そういった考え方もあるんだ~」「少し頭の片隅に入れておこう」と思っていただくと、今後お子さんをサポートするときに役立つはずです。
いつか必ず子どもとぶつかるテーマだからです。その時のために、心を楽にして読んでいただければと思います。
目次
第5位 普通科高校にこだわる
工業科高校や商業科高校などは、「普通科高校に行けない頭の悪い子が行くところ」と思われている方がいます。
しかし、これは違います。高校卒業後すぐに働きたいから、専門科を選ぶ子もいるからです。
むしろ学歴パワーが減ってきている現代を考えると、専門科を選んだ方がいいケースもたくさんあります。
普通科高校にこだわりすぎると、子どもの人生が大変になることもあるので注意が必要です。
第4位 全日制高校にこだわる
通信制高校は、「全日制高校に行けない子がいくところ」だと思っている方がいます。一昔前までは、確かにそういった傾向がありました。
しかし、今は変わってきています。新しい取り組みをしている通信制高校がたくさんあり、むしろそちらの方が時代に合っているケースも増えてきているからです。
また、「通信制=家でレポートを提出」だと思っている人がいますが、スクーリング制度がある学校も多いです。全日制高校にこだわりすぎないようにしましょう。
第3位 ゲーム=悪と考える
「ゲーム=勉強できない子がやっているもの」と思っている方がいます。もちろん、勉強のやる気が出ないからゲームをしている子は多いです。
ただ、最近は真剣にゲーマーを目指している子もいます。今後は、東大に入って大企業に就職した子よりも、朝から晩までゲームをしていてプロゲーマーになった子のほうが幸せな人生を送れるケースも出てくるでしょう。
Eスポーツという言葉があるように、これからゲームは生活の中心になっていくと思います。
第2位 学校に行かないとマズイと考える
昔は子どもが学校に行けないと、近所の人から「あの子学校休んでるらしいよ」と陰口を言われる時代がありました。「学校に行けない=悪」という風潮はその延長から来ていると思います。
もちろん、行きたいのに行けないのは良くないですし、学校に行くことで得られることはたくさんあります。
ただ、親子関係が良好で夢もあるのに学校が合わない、HSPで人が多い場所が苦手という理由で行けない子もいます。
この場合、無理に行かせないほうがいいケースもあるのです。つまり、すべての不登校が悪だとは思わないほうがいいでしょう。
第1位 子どもより親の方が正しいと考える
「子どもの考えよりも、大人(親)の考えの方が正しい」と考えるのは危険です。時代の変化が早い今は、大人よりも子どもの考えの方があっていることも多いからです。
たとえば、前述した4つの例がそうです。子どもが、「これからの時代、全日制高校で5教科の勉強するのは時代遅れ」「通信制高校で、プログラミングを学んだ方が将来役立つ」と言ったらどうでしょうか。
教師1年目の私なら「馬鹿なことを言わず、勉強しろ」と言っていたと思います(笑)しかし、時代の変化が早くなっている現代だと、子どもの考えの方が時代に合っているケースも多いです。
学校の先生、私のメルマガなど教育関係者からの情報、最新の書籍、子どもの考え、いろいろな情報を総合的に考えて、お子さんをサポートしていくといいと思います。
本日のまとめ
一昔前は当たり前だった、普通科高校にこだわる、全日制にこだわる、ゲーム=悪だと考える、学校に行かないとマズイと考える、子どもより親の方が正しいと考えるのは、今後時代遅れになる可能性があります。
世の中は、刻一刻と変化しています。昔の常識で子育てしていると、時代に取り残されることもあるでしょう。新しい情報や価値観を柔軟に受け入れ、お子さんをサポートすることが大切です。
明日ですが、「学校で一人ぼっちなわが子にすべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!おすすめできない時代遅れの子育て法
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