先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校生の息子ですが、お金を要求されあげられないと言ってもしつこくて困っています。月4000円のお小遣いと毎日のおやつだい、お年玉やお祝い金等持っているのに、
友達と遊びに行くから一万円ほしいとしつこいのです。先月は受験もあったし頑張ったから、友達と遊びに行くのに一万円を渡しました。
でも三千円しか使わなくお釣はあげました。どのように対応したらよいのか、教えてください。
子どもへのお金の教育というのは、非常に奥が深いです。渡しすぎると無駄に使ってしまいますし、少なすぎると足りなくて困ります。
ではどういったことを基準に、子どもにお金を渡せばよいのでしょうか?私なりの基準をまとめます。
目次
中学生の場合無理に渡さないのが大事
もしお子さんが中学生なら、渡せる金額をきちんと伝えましょう。その金額を超える場合は、無理に渡さなくて大丈夫です。
一度親が許してしまうと、子どもは親がダメというところまで、永遠に「お金をくれ」といい続けます。金額もどんどん高額になっていきます。
つまりキリがないということです。親としてここまではOK、これ以上は無理というラインを明確に決めるようにしてください。
もし金額的に無理だと伝え子どもが暴れるなら、警察を呼べばよいだけです。また家を出ていくなら出ていかせれば良いです。
「万引きするぞ!」と親を脅すなら、万引きさせて一度捕まるまで待てばよいです。この辺りは毅然とした態度で、接することが大事になります。
言うことを聞かず暴れるなら愛情バロメータが原因
毅然とした態度で接すると子どもが暴れるのであれば、それは愛情バロメータが低いか、親が舐められているのが原因です。
愛情バロメータが低い場合
愛情バロメータとは、子どもがどれだけ親の愛情を感じているかという数値です。これが低いと、親が何を言っても子どもは言うことを聞きません。過去の私のブログの記事を読んだり、>>道山ケイ公式ブログ
思春期の子育て講座を読むなどして、
>>思春期の子育てメール講座
子どもへの接し方を変えていきましょう。愛情バロメータが上がってくると、少しずつ言うことを聞くようになります。
親が舐められている場合
今まで子どものわがままに対して何でも聞いてきてしまったなら、おそらくお子さんはあなたのことを舐めています。この場合最初にお伝えしたように、ダメなことはダメと伝えないと、いつまで経っても改善はできません。
お子さんに対して、時には厳しくぶつかることも大事になります。※上で紹介した思春期の子育て講座では、要求を聞く場合と断る場合の違いなどもお伝えしています。
この2つを行っていけば、お子さんが無駄に親に対してお金を要求するということはなくなります。
高校生ならバイトをさせれば解決
今回の相談者の場合、お子さんの年齢が高校生です。高校生はバイトが許されている年齢です。もしどうしてもお金が必要なら、学校にうまい理由を伝えて、バイトを許可してもらうと良いです。
お金を稼ぐことの大変さも理解できますし、親がお小遣いをあげる必要もなくなるからです。高校生で働くことは悪いことではありません。
むしろ早いうちから社会人経験ができるのは、子どもにとって非常にメリットがあります。部活動や勉強をしていないなら、どんどんバイトさせるようにしましょう。
本日のまとめ
子どもの金遣いが荒い場合、まずはこれ以上上げることができない明確なラインを伝えるようにしましょう。
それで子どもが暴れるなら、毅然とした態度で接すればよいです。ただ子どもが暴れるのは、
- 愛情バロメータが低い
- 親が舐められている
明日ですが、「5教科合計82点UPした成果報告」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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