先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男子の母です。ひどい反抗は落ち着き、リビングにいる時間も増えました。
しかし生活習慣の乱れが直りません。夕食後、眠り、夜中に起きて、学校では寝ているそうです。
成績も良くなく、提出物もきちんと出せません。言ったところで機嫌が悪くなるだけなので、注意も怒ることもしないでいます。
リビングにいる時間が増えてきても、生活リズムや成績、提出物などが悪いと、親として不安になると思います。
特に生活習慣の乱れは、昼夜逆転生活につながります。不登校や引きこもりなどに、発展してしまう可能性もあるでしょう。
そこで本日は、子どもの生活習慣を直すために親ができることをお伝えします。生活リズムが整えば授業も集中できるようになり、成績もUPするはずです。
子どもの生活習慣の直し方
子どもの生活習慣を直すためには、2つのステップが必要です。はじめに「良好な親子関係づくり」をしましょう。
親子の仲が悪いと、子どもは親との約束を守ろうとしないからです。
関係が良くなってはじめて、ルールを決めたり、話し合ったりすることができるようになります。
次に「できるところから少しずつ改善」していきましょう。
生活習慣の乱れや提出物などの問題を、子ども自身直しやすいと思うところから順番に改善していくことが大切です。一度にすべては、改善できないからです。
直すところに優先順位をつけよう
改善したいところがいくつかある場合、優先順位をつけることも大切です。寝る時間と提出物だったら、どちらを優先すべきでしょうか?
どちらも大切ですが、寝る時間の方が大事です。寝る時間が崩れると、子どもの健康に影響が出てくるからです。
先に寝る時間を改善し、その後で提出物を出せるように促していきましょう。
どうしたら直せるか話し合いをしよう
改善するために必要なのは、親子で話し合いをすることです。親が一方的に「早く寝なさい」「起きて宿題しなさい」と言っても、反発するだけだからです。
「あなたが体調を壊したらお母さんもつらい。どうすれば日中起きていられるようになる?」と言って、子どもに考えさせましょう。
子どもからの案が出なければ、親が提案してあげるといいです。たとえば、お風呂の後夕飯にし、そのまま寝て、朝早起きする生活にしてもいいでしょう。
親子関係が良ければ、子どもは納得するはずです。反発する場合は関係構築ができていないので、再度親子関係から見直していきましょう。
本日のまとめ
子どもの生活習慣を直すためには、まずは良好な親子関係づくりが必要です。親子で話し合いをして、ルールを決めましょう。
その上で、できるところから少しずつ改善していくことが大切です。改善したいところがいくつかある場合、優先順位をつけることも大切でしょう。
明日ですが、「子どもから好かれる話し方3つのコツ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!生活習慣を改善するために親ができること
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