親としては、子どもから好かれた方が子育ては楽しいですよね。では、どうしたら好かれる親になれるのでしょうか。
実は、子どもに嫌なことを言い続けたら嫌われる、というわけではありません。
そこで本日は、好かれる親と嫌われる親の違いを3つお伝えします。
好かれる親と同じ行動をすれば、子どもに伝えたいことを伝えられる関係になるでしょう。子育ても楽になるはずです。
違い1.叱り方
親として叱らないといけない場面は、必ずあると思います。しかし、叱るから嫌われるというのは違います。
叱り方が良くないから、嫌われるのです。たとえば、子どもが未成年でタバコを吸っていたとしましょう。
このとき好かれる親は、「未成年のタバコは禁止されていて、体にも害があるから吸ってはいけない」と行動を叱ります。
嫌われる親は、「お前は本当にクズだな」と子ども本人を否定します。これだと、子どもの自己肯定感も下がってしまうでしょう。
違い2.会話内容
好かれる親は、子どもが話したいことを話します。「何のゲームしてるの?」「どうやってやるの?」という感じです。
一方、嫌われる親は、子どもが嫌な勉強や受験の話ばかりします。「次のテストはいつ?」「宿題やったの?」という感じです。
勉強や受験の話を全くしてはいけない、というわけではありません。しかし、多すぎると親との話を避けるようになるでしょう。
子どもがしたい話9割、親がしたい話1割がベストです。
違い3.ほめ方
好かれる親は、結果が出なくても努力をほめます。「順位は上がらなかったけど、いつも以上に勉強していたね」という感じです。
一方、嫌われる親は、結果が出た時しかほめません。これでは「自分は頑張っていたのにわかってくれない」と子どもは感じるでしょう。
いくら頑張っても勉強したところがでなかったり、たまたま周りが頑張っていて順位が下がったりすることもあります。
結果だけを見るのではなく、本人の努力を認めてほめてあげることが大切です。
本日のまとめ
叱るときは子どもの行動を叱るようにする、子どもの好きな内容の会話をする、結果が出なくても努力をほめる。
これら3つのことを意識すれば、子どもから好かれる親になります。言いたいことも言えるような、良好な親子関係となるはずです。
明日ですが、「嫌なことから逃げ続ける人の末路」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。