子育てが楽しくなる魔法の考え方

親子

日々、子どもと向き合っているとイライラしてしまうことがあると思います。しかし、少し考え方を変えるだけで、イライラをかなり減らすことができます。

そこで今回は、イライラの原因と、どのようにして子育てをしていけば楽しくなるかお伝えします。

今回の内容を理解していただければ、子育てもさらに上手くいくと思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

子育てにイライラする3つの理由

イライラする

そもそも、なぜ子どもにイライラしてしまうのでしょうか。私の経験上、大きく分けて3つの理由が考えられます。

1つ目は、他人の子と比べてしまうからです。「他の子はあんなに勉強しているのに、どうしてうちの子は勉強しないのか」という気持ちがあると、できない子どもにイライラしてしまいます。

2つ目は、子どもをコントロールしようとしているからです。たとえば、ダラダラしている子を無理やり勉強させようとしても、なかなか言うことを聞きません。その結果、イライラしてしまいます。

3つ目は、自分と比べてしまうからです。学生時代に優秀だったお父さんお母さんにありがちなことで、過去の自分ができていたことを子どもができていないとイライラしてしまいます。

子育てにイライラする理由を分析したとき、もっとも多いのがこの3パターンです。もしどれかにあてはまっていたら、このパターンを変えていくといいでしょう。

楽しくなる魔法の方考え方は「いいところ思考」

中学生

では、どうしたら子育てが楽しくなるのでしょうか。

私がいつもアドバイスしているのは、子どもの悪いところではなく、良いところに目を向けましょうということです。これを「いいところ思考」と呼んでいます。

たとえば、他の子と比べて勉強ができなくても、元気に学校に行っているならそれだけでがんばっていますよね。

子どもが親の言うことを聞かない場合も、いいところ思考に置き換えることができます。「うちの子は、自主性がある」と考えればいいのです。しっかりとした自分の意思があるから、言うことを聞かないからです。

昔の自分と比べて勉強ができなかったとしても、何か優れているところがあるはずです。スポーツができたり、友達に対して優しい性格を持っていたりするかもしれません。

このように、できないことや悪いところに目を向けるのではなく、子どものいいところに目を向けることができれば、イライラはかなり減らせるでしょう。

元気に生きているだけで幸せ理論

アフリカの子供

いいところ思考の究極系をお伝えします。それは、日本以外の国に目を向けることです。

たとえば、2017年のアフリカでは、1億5000万人の子どもが栄養失調に陥っています。また、ネパールでは毎年12000人の子どもがインドに売られています。

あなたのお子さんは、食べるものがない状態ではなく、人身売買もされていません。日本にいると、忘れそうになりますが、元気に生きているだけで実は幸せなことなのです。

勉強ができなくても、親の言うことを聞かなくても、他の国の子どもたちに比べたらとても良い状態です。それを知っていれば、子育てのイライラは減らせるでしょう。

本日のまとめ

親子

子どもにイライラしてしまうのは、他の子と比べてしまう、コントロールしようとしている、過去の自分と比べてしまうという3つの理由が大半です。

子どもの悪いところではなく、良いところに目を向けましょう。勉強ができなくても、スポーツが得意かもしれません。友達にとても優しくできるかもしれません。

勉強ができなくても、学校に行っているならそれだけでがんばっていますよね。親の言うことを聞かないのは、いいところ思考に置き換えると「自主性がある」と表現できるのです。

海外では、食べるものがなかったり、人身売買される子が大勢います。あなたのお子さんは、今元気に生きているだけで幸せなのです。

明日ですが、「部活をやめると受験に影響するのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子育てが楽しくなる魔法の考え方

 

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. 親子

    過干渉で育てられた子ども3つの特徴

  2. 思春期女子

    反抗期の思春期女子への対応法

  3. 過干渉

    過干渉で育った子どもの特徴

  4. 無気力

    発達障害の子どもは無気力になるのか?

  5. 親子関係を再構築するためにやるべきことTOP3

  6. 水泳

    才能ある人の特徴と親のサポート法

  7. 勉強

    頑張りすぎる子どもへの声かけ法

  8. 起きられない

    朝起きない子どもへの対応法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP