先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学生の娘がLINEを通じて知り合ったネット彼氏がいます(相手は高校生)。家族で話し合いどれだけ危険な事かを伝え、本人も分かったとは言っていました。
直接会ってはいけないと約束させました。ただ、恋愛感情が強く今もメールや電話をしています。
1ヶ月程経っても部屋で電話をしてる様子に私も感情が抑えられず先日強く叱ってしまいました。
娘とはたわいのない会話や一緒にお出かけなどしますので、愛情バロメーターは低くはないとは思ってます。これからどうすればいいのでしょうか?
子どもがSNSで恋人を作ったら、親としてどうしたらいいか悩むでしょう。そこで今回は、ネット恋愛している子どものサポート法をお伝えします。
今後Twitterやネットアプリで知り合う子どもは、確実に増えます。その時に備え、対応法を覚えていただければ幸いです。
ネット恋愛は危険なのか?
そもそも、ネット恋愛=危険というわけではありません。よく分からない人と付き合うのが、危険なのです。
というのも、先日結婚式場で働いている友人に聞いてみたところ、今は3割くらいの方はインスタや婚活アプリなどネットで知り合った人と結婚しているそうです。
この数字を聞く限り、ネットで知り合うこと=危険ではないですよね。一方、先輩から紹介された人と付き合ったとしても、危険な恋愛などはあるわけです。
つまり、子どもにはネットがダメなのではなく「よくわからない人と付き合うのが危険」だと伝えましょう。
家庭でルールを作ろう
では、どうしたら危険な状況から身を守れるのか。一番大事なのは、ルールを決めることです。たとえば、「直接会ってはいけない」などです。
これを守れているなら、大きなトラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。なお、今回の相談者さんは電話をしていることに怒っています。
もし電話をやめさせたいなら、電話をするのはダメというルールを決める必要があります。その上で、ルールを破ったら叱るほうがいいです。
ちなみにルール作りのポイントは、子どもが納得するかどうかです。納得しないルールは守れないので、しっかり話し合って決めましょう。
もし会いたいと言ったら?
子どもが「どうしても会いたい」と言うなら、家に来てもらいましょう。親がいる前で会えば、もし何かあっても助けられるからです。
1度もあったことがない人の家に行くのは、本当に危険なのでやめさせましょう。最近は、それで事件に巻き込まれている子がたくさんいるからです。
みんな、相手を信頼して会いに行っています。ネットの時の性格と、会ったときの態度は結構違ったりするので注意しましょう。
本日のまとめ
ネット経由で出会って結婚している人も多い時代、ネット恋愛が危険なのではありません。よく分からない人と付き合うことが危険なのです。
ダメなことは親子で話し合い、ルールを作ります。どうしても会いたいと言うなら、家に来てもらいましょう。親がそばにいれば、何かあったとき助けられるからです。
ちなみに、ネットのルールの作り方は、スマホやゲームのルールの作り方と同じです。このあたりは、12月のスマホゲーム依存解決勉強会でお話しするので、参加される場合楽しみにしていてください。
>>スマホゲーム依存解決勉強会
明日ですが、「なぜ部活がなくなると不登校が増えるのか」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!ネット恋愛した子に起こる悲劇
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