私は現在、年間3000組ほどの親子の勉強と子育てをサポートしています。たくさんの方をサポートしていると、「自然に子育てが上手くいく人」「どれだけ努力しても上手くいかない人」の違いが分かってきます。
そこで本日は、自然に子育てが上手くいく人の共通点について解説します。ここを意識して子育てを行うと、特に意識していなくても子育てが上手くいきます。
一方、努力しているのになかなか子どもが変わらない場合、この要素が抜けている可能性があります。もし、そうだとしたら、本日お伝えする対策をやってみてください。
ここが上手くいくと、スマホゲーム依存、不登校、反抗期などの問題行動もスムーズに解決できます。本当に子育ては楽になりますよ!
何でも相談できる友達って何人いますか?
自然に子育てが上手くいく人の共通点をお伝えする前に、一つ考えていただきたいことがあります。それは、あなた自身、どんな悩みでも相談できる友達って、何人くらいいますか?
どんな悩みでも相談できるというのは、例えば子どもが不登校になって家で暴れていたとします。この状態を相談できるということです。「軽い雑談はできるけど、さすがに暴れている状況は相談はできない」という場合、その人はカウントされません。
友達でなくても、職場の同僚、親戚、家族、などでもOKです。そこまで入れると何人くらいいますでしょうか?実は、この人数こそ、「自然に子育てが上手くいく人といかない人の違い」なのです。
1人でも何でも相談できる人がいれば、子育ては上手くいく
旦那様や奥様、ママ友やパパ友、親戚などに、1人でもこういった方がいるのであれば、子育ては上手くいきます。なぜなら、ストレスがたまって爆発する前に解消できるからです。
人間というのは、溜まったストレスを誰かに聞いてもらうことで発散します。一人でも相談できる人がいれば、その人に話すことでストレスを解消できます。すると、ストレスを子どもにぶつけなくて済みます。
一方、こういった友達が一人もいない場合、子育ての難易度は大きく上がります。なぜなら、自分自身のストレスを解消できないからです。いずれ何かのきっかけで、ストレスを子どもにぶつけてしまいます。
すると愛情バロメータが下がるので、子どもはスマホゲーム依存や不登校などの問題行動を起こすようになるのです。
サークル、PTA、習い事何でも良いのでママ友やパパ友を作ろう
理想は、家族に何でも相談できる方がいることです。しかし、旦那様や奥様、自分自身の親や親せきって、意外と相談しずらいのが現実です。相談すると「それはあなたのやり方がダメなんでしょ」と否定されてしまうからです。
そこで、まずは最低1人、気軽に悩みを相談できるママ友やパパ友を作りましょう。地域のサークルに参加する、PTAの役員になってみる、何か習い事を始めてみる、なんでもいいです。誰かと出会える場所に行ってみましょう。
100人くらいに会えば、1人くらいは気が合う人がいるからです。似たような年齢の子供がいて、似たような悩みを持っている方と友達になれれば、お互いに相談しあえるので、子育ては本当にうまくいきますよ。
本日のまとめ
昨日、思春期の子育て勉強会2018が終わりました。今回も本当にたくさんの方が参加してくださいました※また、写真などは改めて紹介します。
2018年度はこれで8回目の勉強会だったのですが、毎回私が意識していることがあります。それは、参加者同士ができるだけ仲良くなれるようなセッションを入れることです。
本日お伝えしたように、気軽に悩みを相談できる友達が1人でもできれば、本当に子育ては楽になるからです。
もちろんわずか2時間の勉強会なので、これだけで100%親友になれるというものではありません。ただ、元々似たような悩みを持っている方が多いので、職場や習い事などで知り合うことに比べたら、数倍仲良くなれる可能性は高いと思います。
PTAの活動なども、似たような悩みを持っている方と知り合うチャンスなので、まずはそういったところに出向いてみるところから始めてみてくださいね。
明日ですが、「子どもは親の仕事を理解できるのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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