子どもが将来、自分の力で社会で生活していけるか不安に思っていませんか?その気持ちは、親として当然のことだと思います。
そこで今回は、「10年後の子どもを収入を10倍上げる方法」をお伝えしましょう。ある教育研究から判明した方法です。
この方法を実践することで、子どもの将来の選択肢は広がります。経済的な自立につながり、安定した生活を送ることができるはずです。
研究からわかった収入の法則
様々な研究から、将来の年収に大きく影響を与える要素がわかっています。1つ目は「スポーツ経験」です。
パデュー大学のジョンバロン教授の研究によると、
「高校時代にスポーツをしていた男子生徒は、そうでない生徒と比べて収入が4.2~14.8%も高くなる」ことがわかりました。
これは卒業後11~13年という長期的な調査による結果です。
実際に、上場企業の採用担当をしている友人がいるのですが、彼も「スポーツ経験者だと、つい採用したくなる」と言っていました。
リーダー経験の効果
2つ目は「リーダー経験」です。カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究では、さらに驚くべき結果が出ています。
「高校時代にリーダーシップを発揮した経験がある人は、卒業後11年で収入が4~33%も高くなる」そうです。
実際に、企業の中で給料が高いことが多い社長は、会社のリーダーです。それを考えると、当然の結果と言えるでしょう。
つまり、早い段階でのリーダー経験が、将来の収入に大きく影響するのです。
子どもの収入を上げるために親がすべきこと
これらの研究を踏まえ、親は何をすればいいのでしょうか。まず、スポーツがやりたいならできる限りやらせてあげることです。
習い事や部活ではなくても、ちょっと公園で体を動かすとか散歩をするとか、そういった簡単なことから始めても構いません。
もちろん、無理にやらせると過干渉になるのでやめましょう。もう一つは、リーダーにつながる活動を自宅でもさせることです。
たとえば、家族で旅行に行くならその計画を子どもに立てさせてみる。お手伝いなどの役割を一つ与え、責任を持ってやり遂げる練習をさせる。
こういったことも、リーダーシップ力に繋がります。また、機会があれば学級委員や部活のキャプテンなどに挑戦してみるのもおすすめです。
本日のまとめ
将来の年収を上げるには、「スポーツ経験」と「リーダー経験」という2つの要素が重要です。
これらの経験は、単なる活動以上の価値があり、長期的な収入アップにつながります。子どもの可能性を広げるため、これらの機会を積極的に増やしていきましょう。
明後日ですが、「親に口答えする子ども3つの心理」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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