宿題が雑な子どもへの対応法

宿題

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

小4の息子。学校で頑張ってるのだと思いますが、家では不機嫌で、ネガティブな発言が多く、私に意見を聞いてくるのに言っても反抗します。

宿題をするのも雑で、間違えてても何も言わない方がいいのか、対応にとても疲れます。

学校で頑張っているものの、家では反抗的だと困ってしまいますよね。さらに宿題も雑だと、つい口出ししたくなるでしょう。

そこで今回は、「宿題が雑な子どもへの対応法」をお伝えします。間違った声かけをすると、子どもの反抗がさらに強くなり、親子関係が悪化します。

正しく対応することで、子どもは落ち着きを取り戻し、宿題にも前向きに取り組めるようになるはずです。

なぜ反抗的になってしまうのか?

親子

子どもが家で反抗的になる理由は、主に2つあります。1つ目は、愛情バロメータが低いからです。

愛情バロメータが低いと、子どもは親のことを好きになりにくく、アドバイスにも反発しやすくなります。

2つ目は、疲れがたまっているからです。大人も疲れがたまると、つい子どもに当たってしまうことがあるでしょう。

子どもも同じで、どれだけ関係が良くても疲れやストレスが溜まると、それを親にぶつけてしまいます。

特に春の時期はクラス替えがあり、人間関係がリセットされるためストレスがたまりやすい時期といえるでしょう。

まずは愛情バロメータを上げよう

親子会話

反抗的な態度を改善するには、愛情バロメータを上げることから始めましょう。具体的には、次の2つを意識してください。

1つ目は、子どもの頑張りを認めることです。「最近きちんと学校頑張っているね」など、良いところをほめて認めましょう。

2つ目は、子どもの話を聞くことです。宿題のことばかりではなく「今日学校どうだった?」など、他愛もない話を大切にしましょう。

子どもは、話をすることでストレスを発散できます。さらに話を聞いてもらえることで、愛情バロメータも上がります。

ただし、理不尽な反抗に対しては毅然とした対応が必要です。意見を聞いてきたのに反抗する場合は、

「毎回こういう言い方をするなら、今後アドバイスしないよ」と、はっきり伝えましょう。

雑な宿題への適切な対応法

褒める

雑な宿題については、今の状況ではスルーしましょう。なぜなら何か言うと反抗してくるし、親も疲れてしまうからです。

雑とはいえ、宿題はやっているわけです。それならば「今日も宿題やれたんだね、偉いね」と、やっていることをほめましょう。

先ほどの対応を続けていけば、子どもは少しずつ親の話を聞けるようになってきます。

そのタイミングで「もう少しこういう風にすると、さらに点数上がるよね」と、前向きなアドバイスをするのがいいでしょう。

本日のまとめ

アドバイス

宿題が雑で反抗的な子どもには、まず愛情バロメータを上げることから始めましょう。子どもの頑張りを認め、話を聞くことで親子関係が改善されます。

雑な宿題については、今は何も言わずスルーすることが大切です。子どもが落ち着いてから、前向きなアドバイスをしていきましょう。

明日ですが、「不登校が改善した親子がやった3つのこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!宿題が雑な子どもへの対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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