先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子供が中学校2年です。もう2年ですが、勉強のしかたがわかっていないのか、なかなか課題が進みません。
部屋も散らかっており、指摘すると怒ります。来年度受験生だというのに大丈夫かと心配します。やる気がでるのは来年でしょうか?
中学1年生の頃から少しずつやる気が下がって、2年生になる頃にはすっかりやる気がなくなっている場合、お父さんお母さんは受験に向けて心配になると思います。
今回お伝えする内容は、中学2年生でなくても使える内容です。やる気スイッチを入れるときの注意点も含めて、参考にしていただければ幸いです。
2年生は勉強優先順位を下げよう
中学1年生の12月ごろから、中学3年生の春ごろまでの時期は、子どもがもっとも荒れやすい時期です。不登校、スマホ依存、激しい反抗期などが起きやすくなります。
そういう時期なので、勉強の優先順位は下げたほうが良いです。「宿題だけできていればOK」というように、考え方を変えましょう。
お父さんお母さんが受験に向けて焦る気持ちは分かります。しかし、この時期は考え方を変えたほうが、子どもの長い人生を見たとき良い結果が得られます。
まずは親子関係を良好にしよう
ここまでの考え方を意識しながら、まずは親子関係を良好にすることに努めましょう。荒れやすい時期に、親が干渉ばかりしていたら親子関係はどんどん悪くなるからです。
「○○しなさい」と言うのをやめて、子どもの話を聞いてあげましょう。他愛もない話ができるレベルまで、親子の信頼関係を築いていくことが大事です。
すると、子どものほうから勉強に関する話題が出たり、自分から勉強をしようと思えるようになります。これが、中学2年生の子どもに勉強させられる最低条件です。
動機づけをしよう
親子関係が良好になったら、次は子どものやる気をさらに引き出すための動機づけをしてみます。たとえば、志望校が見つかると子どもはやる気になります。
志望校を見つけるサポートをしてあげましょう。また、テストで良い点数を取れたら欲しがっているゲームを買ってあげるなどでも良いです。
子どもの要求と動機づけが合致すれば、やる気が出て勉強を頑張るようになります。これだけで、5教科合計400点くらいは超えるでしょう。
ただ、こういった動機づけの仕方はなかなか奥が深いです。先日も、この部分だけで1つの勉強会にしてお話ししました。
そこで、特に大事なポイントは、「7日間で成績アップ無料講座」で解説しているので、まだ読まれていなければこちらを参考にしてみてください。
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本日のまとめ
中2の冬から中3の春くらいまでは、子どもがもっとも荒れやすい時期です。そのため、勉強の優先順位は下げたほうが賢明でしょう。
他愛もない話ができるくらいに親子関係が良好であれば、動機づけをしてみましょう。上手くいけば、子どもの勉強に対するやる気はアップします。
明日ですが、「元東大生に聞いた!大学受験の勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中2のやる気スイッチの入れ方
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