できることなら「勉強できる子に育てたい」と思うのは、親として当然ですよね。実は先日、東大生の鈴木光さんの著書「夢を叶えるための勉強法」を読みました。
その中に、鈴木光さんの親が、どんな人だったか書いてありました。今回は、これをいくつか紹介します。つまり、東大生の親が行っていた子育て法です。
東大を目指していなくても、お子さんを勉強ができる子に育てたいという場合、参考になるはずです！
方法１ 無条件の愛情でサポート
驚かれるかもしれませんが、私は両親に「義務教育をちゃんと受けていれば、高校すら行かなくてもいい」「自分の好きだと思うことをしなさい」と言われて育ちました。
鈴木さんは、筑波大附属中学校出身で、偏差値は７０以上です。多くの場合、ここまでレベルの高い学校に進学できたら「東大に入れたい」と思ってしまうと思います。
しかし、鈴木さんの親は違いました。「自分の好きなことをしなさい」という言葉は「あなたはあなたのままでいいよ」という意味（無条件の愛）です。
私はこれまで１万組以上サポートしてきましたが、成績が上がる子の親はみんな同じような考えを持っています。
子どもへの愛情が条件付けになっていないか、今一度チェックしてみましょう。
方法２ 失敗＝成長志向でサポート
「若いうちはまずはやってみてたくさん失敗しておきなさい。小さいうちに失敗しておくと、大人になってからの失敗に強くなれる」というのが、我が家の教育方針です。
多くの親は、子どもに失敗させたくないと考えてしまいます。ただ、それだと普通の結果しか得られません。東大に入るというのは特別な結果です。
特別な結果を出させるには、人と違った考え方をしないといけません。その一つが、「今のうちにたくさん失敗していこう」です。
私がサポートしてきた方の中にも、子どもを学年トップにしたり、専門分野で有名にした方がたくさんいます。そういう方に共通するのは「失敗＝成長」と考える姿勢です。
この姿勢で向き合ったほうが、子どもは伸びます。ただ、命を落とす可能性がある失敗だけは止めるようにしましょう。
方法３ たくさん経験させる
鈴木さんは、ミュージシャンになるためのオーディションやアジア太平洋青少年リーダーズサミット、弁護士に会うなどいろいろな経験をしています。
それが刺激となって、弁護士になりたいという夢をもちました。これが、勉強の動機付けになっています。私の経験から言っても、自ら勉強する子の多くは夢を持っています。
夢が見つかれば、成績が上がるのです。そして、夢の実現に東大進学が必要なら、そこまで勉強を頑張れるようになります。
これこそが、子どもを東大に入れる一番のカギです。お子さんに、夢を持つきっかけを作ってあげましょう。
＞＞鈴木光さんの著書「夢を叶える勉強法」
本日のまとめ
無条件の愛情と、「失敗＝成長」という親の姿勢が、子どもを東大進学へ導きます。夢を持っている子は自分から勉強を頑張れるので、自ずと成績も上がります。
いろいろな経験をさせてあげることによって、それが刺激となり将来の夢を見つけることができます。夢の実現に東大進学が必要なら、そこまで頑張れるようになるのです。
明日ですが、「私立中学の勉強についていけないときは？」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説！鈴木光さんから学ぶ！東大に合格させた子育て法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります！本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。