中学に入ると勉強の教科が増え、難易度も上がり、多くの子が部活などで帰宅が遅くなります。
生活リズムは乱れやすくなり、毎日コツコツと学習させることも難しくなるでしょう。
そこで今回は、中学までに身につけさせたい3つの習慣をお伝えします。これらを習慣化できれば、中学校生活は楽になります。
お子さんがすでに中高生であっても、この3つを日頃から意識していくだけで、勉強や部活などを頑張れるようになるはずです。
1.朝食を食べる習慣
1つ目は「朝食の習慣」です。以前私は、メルマガ読者さん1264人に「朝食」と「成績」に関するアンケートをとりました。
その結果、朝食を毎日食べる子はテストで8割以上とっている子が27%、食べない子で8割以上取れている子は15%でした。
つまり、朝食を食べている子の方が、成績のいい子が多かったのです。
朝はあまり食欲がないなら、果物や野菜ジュースでもいいので、朝食をとるということを習慣化させましょう。
2.我慢する習慣
2つ目は「我慢する習慣」です。我慢することで、自律性(自分をコントロールして行動する力)が身につくからです。たとえば、
- 本当はゲームをずっとやりたいけれど、1日2時間までにする
- 本当は夜まで動画を見たいけれど、23時には寝る
このとき、親が一方的にルールを決めないことが大切です。子どもと話し合って、本人が納得するルールを決めましょう。
3.宿題をする習慣
3つ目は「宿題をする習慣」です。宿題は、学校の先生との約束ともいえます。
復習の意味だけでなく、期日までに終わらせる過程は社会に出ても役立つでしょう。
宿題をやる時間は、子どもの好きなタイミングで大丈夫です。もしもやらない日が続くなら、宿題が終わってから遊ぶなどのルールを検討しましょう。
学校から宿題が出ないなら、最低限の予習や復習などでもいいです。毎日短時間でも、学習することを習慣化させましょう。
本日のまとめ
中学になるまでに身につけておきたい習慣は、朝食、我慢をする、宿題をする、この3つです。
子どもに頑張らせるだけでなく、親も習慣づけるサポートをしていきましょう。
明日ですが、「中3でゲームばかりし、勉強しないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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