子育ての難しいところは、結果が出るのにとても長い時間がかかることです。さらに「絶対正解」の子育てがないため、誰もが手探りでやることになるでしょう。
ただし、そういった中でも道しるべにできるのが、子育ての先輩たちの意見です。本日は、親としての先輩たちが「やり直したい」と思った子育てについて紹介します。
先輩たちが失敗だと感じたことを知っておけば、同じ失敗をせずに済むでしょう。子育てに後悔することもなくなるはずです。
子育てでやり直したいこととは?
2019年に「クリエイティブクリエーション」という会社が「子育てでやり直したいことは何ですか?」という質問を40代の保護者に行いました。すると、
第1位:様々なことに挑戦させれば良かった
第2位:家族の時間を多く取れば良かった
第3位:熱中できる習い事を一緒に探せば良かった
こういった結果になったそうです。そう感じたきっかけは、
- 子どもに熱中する趣味がない
- 受験に失敗してしまった
- 引きこもって定職に就かない
熱中できる趣味とは?
子どもが「熱中できる趣味」がないと、人生が楽しいと思えません。おそらく、今こういった子が多いのでしょう。
それを見つけるには、様々なことに挑戦させたり、熱中できる習い事を一緒に探したりすることが必要です。
学生時代に勉強しかさせていないと、こういったことに使う時間がなくなってしまいます。
その結果、勉強はできるものの、自分の楽しみが分からない大人になってしまうのです。
こういった後悔をしないためには、勉強以外に、様々な経験を積ませてあげることが大切でしょう。
家族の時間を多く取るメリット
子どもにとって、家族の時間は非常に重要です。家族の時間があるからこそ、親子関係が良くなるからです。
親子関係が良ければ、子どもが悩んでいることも一緒に解決策を考えられます。進路や将来についての話もしやすいでしょう。
その結果、いじめなどの学校トラブルを早めに解決できたり、受験失敗の確率も減らすことができたりします。
一方、親子関係が悪いと、子どもは親に何も相談ができません。この状態で何かトラブルが起きたら、親としても後悔が残ってしまうはずです。
本日のまとめ
先輩ママたちは、「様々なことに挑戦させれば良かった」「家族の時間を多く取れば良かった」「熱中できる習い事を一緒に探せば良かった」と感じています。
つまり、勉強以外のことに色々挑戦させ、家族の時間をたくさん取り、熱中できる習い事を一緒に探しておけば、子育てに後悔することがなくなるはずです。
明日ですが、「勉強にやる気が出ない不登校の子への対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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