子どもの将来を心配するあまり、「〇〇しなさい」と細かく指示を出していませんか?あまりにやりすぎると過干渉となり、将来危険です。
そこで今回は、「過干渉子育ての末路と改善した事例」をお伝えしましょう。過干渉の子育てをやめることで、親子関係は良好になります。
会話も増え、家庭が明るくなるはずです。お子さんも夢に向かって努力できるようになり、子育てのイライラや不安もなくなります。
過干渉を続けるとどうなる?
過干渉の子育てを続けると、次の3つのことが起こります。
1つ目は「自立できなくなる」ことです。親が何も言わないと動けない子になり、大人になっても指示待ち状態になります。
2つ目は「親子関係の悪化」です。親子の会話が減り、喧嘩が増えたり子どもが親の話を無視するようになったりします。
3つ目は「無気力になる」ことです。やる気がなくなり、「高校に行きたくない」と言い出すこともあります。不登校や引きこもりになることもあるでしょう。
つまり、過干渉の子育てをすると子どもの成長を妨げてしまうのです。
過干渉をやめるための3つの方法
では、過干渉の子育てはどうすればやめられるのでしょうか?次の3つの方法を意識することが大切です。
1つ目は、「指示する数よりも、子どもの要求を聞くこと」です。親が子どもの要求を何も聞いていないのに、指示ばかりしていては子どもは反発します。
1週間に10指示をしてしまうなら、100個の要求を聞いてみましょう。日ごろから子どもの要求を聞いていれば、多少指示をしても過干渉になりません。
2つ目は、他の楽しみを見つけることです。仕事、趣味、友達との時間を増やせば、子どもへの執着を減らせます。
3つ目は、子どもの良いところをメモすることです。子どもの成長している部分に目を向けることで、不安や心配が減ります。
その結果、子どもに言う必要がなくなって干渉を減らすことができるでしょう。
実際の改善事例
本田さんの家庭では、もともと親子で価値観を押し付け合い、毎日喧嘩していました。そんな時に、私が行っているオンラインプログラムに参加してくださいました。
そこでお伝えしたことを意識しながら、子どもの話をしっかり聞き、考えを尊重することを実践された結果、お子さんは、
- 運動や料理などを積極的に頑張るようになった
- 親子の会話が増え、良好な関係になった
本日のまとめ
過干渉を続けると、子どもは自立できず、親子関係も悪化し、最終的には無気力になってしまいます。
これを防ぐためには、子どもの話をよく聞くこと、親自身が他の楽しみを持つこと、子どもの良いところに目を向けることが大切です。
まずはできることから少しずつ実践してみましょう。そして、最後にお知らせです。5月25日(日曜)の13時から、zoomアプリを使って「道山流学習法勉強会オンライン2025」の参加受付をスタートします。
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明日ですが、「自信や意欲をなくした子どもに親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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