先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
私立中学3年女子です。半年前から学校に行かなくなり、一日中パジャマでいたり、ウルセー、あっち行けなど、平気で言ってきます。
生まなければ良かったと思ってしまいます。旦那も、毎朝怒りつづけ、疲れています。
友達と遊びに行くときは、お金をくれと言ったりおかしなことばかり、私はストレスのたまる毎日です。
不登校と暴言が重なると、親は不安やイライラでストレスがたまりますよね。とはいえ、このままでは状況は改善はしません。
本日は、子どもが暴言を吐く理由と、暴言をなくすために親ができることをお伝えしていきます。
お伝えしたことを実践できれば、子どもは暴言を吐く必要もなくなり、家族みんな笑顔で過ごせるようになるはずです。
子どもが暴言を吐く心理
子どもが暴言を吐くのには、理由があります。今回の相談者さんの場合は、「自分の気持ちをわかってもらえない寂しさ、怒り、辛さ」でしょう。
半年前から不登校とのことで、お子さんは何かしら学校に行きたくない理由があるはずです。子どもが学校に行けなくなった時、どんな対応をしたかわかりません。
ただもし「学校に行きなさい」「なんで学校に行かないんだ!」と言っていたら、子どもは親を頼れなくなるでしょう。
「なんで私の気持ちわかってくれないの?」「また私のことを傷つけてきた」と感じ、親との会話を拒み、暴言を吐くようになるのです。
まずは子どもの気持ちを理解する
現在お子さんは、相談者の方にイライラしている状態です。そこで、子どもが何に怒っているのか?何が嫌なのか?を理解しましょう。
ただ、今の状態で聞いても、子どもは心を開いてくれません。そこで一旦、子どもをコントロールすることをやめましょう。
そしてとにかく笑顔で、子どもに明るく接してあげることを心がけることが大切です。これを続けていけば、徐々に親に対するイメージが良くなります。
そのタイミングで、「何に怒っているのか?」を聞き、原因が親にあるならしっかりと謝りましょう。
子育ては順序が大切
子どもが学校に行かなかったり、暴言を吐いたりすると、つい注意したくなると思います。ただ、愛情バロメータが低い状態では、子どもは聞いてくれません。
その場合、本当にダメな事(いわゆる、迷傷法)は、注意しないといけません。ただそれ以外のこと(学校に行かないなど)は、言わない方がいいです。
今は我慢して、まずは良好な関係を作りましょう。そのほうが、結果的に早く、言いたいことを言える関係になります。この順序を意識することがポイントです。
本日のまとめ
子どもは、自分の気持ちをわかってもらえない寂しさ、怒り、辛さから、親に暴言を吐きます。
子どもが何を感じ、どうしたいのかをきちんと理解してあげることが大切です。そのためには、子育ての順序を意識しましょう。
明日ですが、「高校受験で親がやってはいけないサポ-ト法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが親に暴言を吐く心理
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