先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1の息子の事です。自律心が低くセルフコントロールがうまくできず寝たい時に寝る、食べたい時に食べる等欲望のまま生活しているので基本的な事もできなくなってきています。
学校はまともに行けてない状況です。どうすれば自律心を向上させる事ができますか?
勉強せずに遊んでばかりというのは見守っておりますし、他のこともなるべく口うるさくしないように努力しています。
このように規則正しい生活ができていなかったり、学校に行きたくても朝起きられなかったりすると、親としては将来が不安になると思います。
ただし、これらには根本的な原因があり、子育ての力で改善していくことができます。本日お伝えする改善ステップを、順番通りに行ってくみてださい。
正しい生活習慣を送ることができるようになり、自律性も身についていくでしょう。学校や勉強も、自ら頑張ることができるようになるはずです。
子どもの成長メカニズム
子どもの自律性は、次のステップで養われていきます。
- 親を信頼する(基本的信頼感)
- 他人を信頼する(基本的信頼感)
- 嫌なことも我慢できる(自律性)
そして、信頼できる親や他人(先生など)から言われるからこそ、嫌なことも我慢できるようになるのです。
ステップ1から順に進めていくことが、自律性を養う方法になります。
ステップ1.信頼できる親子関係を作る
信頼できる親とは、どのような親をいうのでしょうか。
たとえば、あなたが子ども時代に親にしてほしかったことを思い出してみてください。
- 自分の頼みを聞いてくれる
- 悩んだときに話を聞いてくれる
- 自分の意思を尊重してくれる
- 安心して生活できるようにしてくれる
今、信頼できる親子関係がない場合、この4つを意識してみてください。子どもと他愛もない話ができるようになるでしょう。
ステップ2.簡単なことから練習
親子関係が良好になってきたら、規則正しい生活をする練習をしましょう。ここで大切なのは、簡単なことから始めるということです。
夜中3時に寝ているなら、まずは2時にしてみましょう。少しずつ寝る時間を早めることで、無理なく生活習慣を正すことができるからです。
食事も、決まった時間に食べられるよう意識しましょう。睡眠、食事がしっかりできてはじめて、学校に行けるようになります。
本日のまとめ
子どもは、親や他人のことを信頼できるようになってはじめて、自律性が養われていきます。
信頼できる親になるには、子どもの頼みを聞く、悩みや話を聞く、意思を尊重する、安心して生活できる環境をつくる、この4つが大切です。
良好な親子関係ができた上で規則正しい生活ができるように練習をしていきましょう。
明日ですが、「高校受験9割受かる冬休みの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!ダラダラする子どもの改善法
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